新型フィット正常進化、BASIC、HOME、NESS、CROSSTAR、LUXEの5タイプ

ホンダ

ホンダ新型フィット、新世代のボディースタビライジングシートを採用

ホンダから新型フィットが発表された。

フィットシリーズは2001年の初代モデルから通算して、今回の新型で4代目モデル。東京モーターショー2019でも非常に注目を集めたモデルの一つである。

FIT NESS

エクステリアではパッケージングと空力特性を重視したワンモーションフォルムが継続採用された。
ヘッドランプやフロントグリルといった部分では、丸みをつけたラインが多く目立ち、優しさや温かみを感じさせながらも近未来的な印象となった。従来型の直線的でシャープなイメージから大きく変化している。

フィット リアコンビネーションランプ

インテリアでは上級セダンへの搭載も見据えて新しく開発された、新世代のボディースタビライジングシートを採用。
身体をしっかり保持する面支持構造とすることで長時間ドライブでも疲れにくく、やわらかな座り心地を実現したシート構造となった。

フィット シート

後席は従来同等のシートアレンジとしている。フルフラットな広い荷室を実現しながらも、座席として使った場合のクッションはしっかりと厚みがある。

フィット フルフラット

フィットのライバル、ヴィッツはヤリスに改名し同時期に発売予定

新型フィット、内外装に特徴を持たせた5タイプから選択可能となる。

まずは基本の「BASIC」、
これに加え、インテリア素材をナチュラルな風合いにした「HOME」、
カラーコーディネートにこだわった「NESS」、
クロスオーバーSUVテイストの「CROSSTAR」、
本革シートや16インチアルミホイールを装備するなど高級感が与えられた「LUXE」が設定される。

パワートレインはe:HEVと呼ばれる新開発ハイブリッドの搭載が予告されている。
2モーター式のハイブリッドシステムとなるが、スペックはまだ非公開。
日常シーンのほとんどをモーターで滑らかに走行できるとしている。

この他、低価格なガソリンエンジン搭載モデルも用意される見込み。
この中に1.0L VTEC TURBOが含まれるのかも気になるところ。

新型フィットは2020年2月の発売予定となる。

フィット インテリア

さて、ライバルではトヨタが、東京モーターショー開幕直前、一足先に従来型ヴィッツ後継に相当する新型ヤリスを発表したばかり。
こちらは、Bセグメントハッチバックカーとしてグローバルで使われてきたモデル名、ヤリスを今回から日本でも使っていくことになり、スポーツイメージを高めて、新型フィットに対抗する。
新型ヤリスの発売日としては、フィットとほぼ同じ時期、2020年2月中旬が予告されている。

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