セレナe-POWERが3/1発売、JC08モード燃費26.2km/Lでクラストップ

日産

セレナ e-POWERが追加発売、プロパイロット搭載モデルも設定

日産セレナに、シリーズ式ハイブリッドシステムを採用した新グレード、e-POWERが2018年3月1日に発売日を迎えた。

(写真は新型セレナ e-POWER)
セレナ e-POWER

現行セレナは2016年にフルモデルチェンジした5代目モデル。その発売当初から燃費性能に優れたフルハイブリッドモデルが後日追加されることが噂となっていたが、約1年半を経て、ようやくセレナ e-POWERシリーズとして販売されることになる。

セレナ e-POWER リアコンビネーションランプ

発電専用エンジンはノート e-POWERと同じサイズの直3 1.2Lであるが、車体の大きいセレナに最適化され、最高出力は84psまで上げられた。駆動モーターのスペックは、最高出力100kW(136ps)、最大トルク320Nm(32.6kgfm)となる。

セレナ e-POWER インテリア

全車2WD(FF)で、JC08モード燃費は最高で26.2km/Lとなる。これまでの同サイズミニバンの最高燃費、ホンダ・ステップワゴン スパーダ ハイブリッドの25.0km/Lを上回る。

セレナ e-POWERの車両価格は296万8920円から

セレナ e-POWERシリーズの車両価格は、Xが296万8920円、XVが312万8760円、ハイウェイスターが317万8440円、そしてハイウェイスター Vが340万4160円となる。ライバルのノア、ヴォクシーのハイブリッドモデルは301万4280円からの値付けであるから、価格競争力の面でもセレナ e-POWERの優位性が目立つ。

レベル2自動運転機能のプロパイロットはe-POWER XV、e-POWER ハイウェイスター Vに装備される。

セレナ e-POWER シート

他社ライバルミニバンと同じく、ハイブリッドは2列目キャプテンシートの7人乗り仕様のみとなる。

セレナ 電制シフト

回生ブレーキを極端に効かせたe-POWER Driveの加減速フィールが独特であったりとクセがあるのも事実で、このあたりは試乗でしっかり確認すべきポイントとなる。

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