VIZIVパフォーマンスコンセプト、次期WRXシリーズのエクステリアデザインを提案
スバルは東京モーターショー2017でSUBARU VIZIV PERFORMANCE CONCEPTをワールドプレミアさせた。将来のWRX STIあるいはWRX S4を示唆するデザインスタディモデルと予想される。
(写真はSUBARU VIZIV PERFORMANCE CONCEPT)
SUBARU VIZIV PERFORMANCE CONCEPTのボディサイズは全長4630×全幅1950×全高1430mm、ホイールベースは2730mmとなる。
全体からの印象は、いかにもスポーツセダンらしい低い構えと4つのタイヤの主張が目立つ。単純な速さよりも粘り強いコーナリングとそこからの力強い加速を予感させるものである。大きい全幅の寸法は、フェンダー部分の大きな膨らみによるものだろう。サイドのキャラクターラインはこれをさらに強調するような曲線が描かれている。
横からのシルエットからは、流行の4ドアクーペ風ではなく、セダンらしく後席ヘッドクリアランスがしっかりと残されたルーフラインが確認できる。
ヘキサゴングリルは大型化、コの字ヘッドランプは存在感を大きくする
ヘキサゴングリルはスタイルこそ変わらないが大型化を受けている。ヘッドランプは現行車にはまだあるイーグルアイの名残りが完全に廃され、コの字のLEDによって外形が作られた。コの字の内部には新たに一文字が加わり、その延長線上にあるグリル内のスバルエンブレムを強調する。
このフロントデザインは、ファミリーフェイスが意識されたスバルラインアップ全体を占うものでもあると考える。