アウディ・エレーヌ、レベル4自動運転スポーツEV、東京モーターショー出品予定

アウディ

エレーヌはEVクアトロ採用のクーペSUV、ブースト時は370kW

エレーヌ(ELAINE)はアウディが未来の自動運転スポーツEVを予告するコンセプトカーである。フランクフルトモーターショーでのワールドプレミアに続いて、今月10月28に一般公開日が始まる東京モーターショー2017でも出品される予定となった。

(写真はエレーヌ コンセプト)
エレーヌ アウディ

新型エレーヌは自動運転レベル4を予告、非接触充電を自律走行で自動化

アウディ・エレーヌのボディサイズは全長4900mm×全幅1980mm×全高1530mm、ホイールベースは2930mmとなる。近年のプレミアムブランドでトレンドとなっているクーペSUVのボディスタイルが採用されているのも特徴となる。

アウディ エレーヌ コンセプト フロントグリル アウディ エレーヌ コンセプト

エレーヌのパワートレインはフロント1基、リア2基の電気モーターで構成されるクアトロ仕様。トータル出力は最高320kW、ブースト時では370kWというスペックが与えられる。0-100km/h加速は4.5秒を達成する。

アウディ エレーヌ フランクフルトモーターショー2017

バッテリー容量は95kWhで、航続距離は500kmに達する。150kWの急速充電とアウディ・ワイヤレスチャージングと名付けられた非接触充電に対応する。

アウディ エレーヌ インテリア アウディ エレーヌ リアドア

コックピットはスポーティながらも、高度な自動運転を意味するレベル4の自動運転システムが採用される。乗客降車後には、非接触充電ポイントまでクルマを自律走行させる自動充電システムが備わる。

アウディ エレーヌ リアコンビネーションランプ

エレーヌ市販型の発売時期としては2019年が想定されている。自動運転技術で先行するアウディは、部分的な自動運転を意味するレベル3を搭載するA8を2018年に発売予定。その翌年にレベル4搭載車を市販させるというのは少しハードルが高そうである。ただし、前述のようなスペックのスポーツEVの市販ということであれば十分に可能性はあるだろう。

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