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ホンダ・シビックが日本向けラインアップに復活、しかし高すぎる車両価格
今秋、ホンダはシビック シリーズを日本ラインアップに復活させる。セダン、ハッチバック、タイプRの3種類の日本仕様が発表された。発売日は2017年9月29日に予定されている。
シリーズの中で唯一の国内生産となるのがシビック セダン。レギュラーガソリン仕様で車両価格はHonda SENSING装備車が265万320円に設定される。
しかし、1.5Lターボエンジン搭載のFFセダンとして考えればかなりの高額ではないだろうか。トヨタならマークXのエントリーモデルとほぼ同額であり、こちらは2.5L V6エンジン搭載のFR車である。マツダであれば、2.2Lディーゼルのアクセラセダンにあと少しで届くという水準だ。シビック セダンの最高出力は173psとかなりのスポーティーな走行が楽しめそうで、なおかつ全車アルミホイールが採用されるなど、上級スポーツ車のポジションで販売されるということではあるが、それでもこの価格設定を理解できるのは少数派ではないだろうか。ちなみにトランスミッションはCVTのみだ。
シビック ハッチバック/TYPE Rは英国スウィンドン工場からの輸入販売となる
そして、シビック ハッチバックについては英国スウィンドン工場生産の輸入車ということで、搭載される1.5Lターボエンジンはハイオク仕様、最高出力は182psとなる。
車両価格はHonda SENSING装備車で280万440円からと、もちろん国内生産のシビック セダンより値上がりとなる。こちらのトランスミッションはCVTに加えて6MTも設定されるのが唯一の救いとなるが、やはり高い。タイプRに手が届かないファンからは一つの選択肢とされるだろう。
最後にタイプR。2.0L VTEC TURBO搭載のスウィンドン工場生産モデルとなる。エンジンタイプは先代型踏襲ながらもブラッシュアップを受けており、最高出力320ps、最大トルク40.8kgfm、軽量化が施され車体重量は1390kgに抑えられる。車両価格は450万360円に設定される。先代型は750台の限定輸入販売であったが、本モデルに限定台数は設定されていない。
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