新型CX-6、3列シートクロスオーバーSUVでミニバンモデルを引き継ぐ
マツダは新型CX-6を今秋にもデビューさせる予定となっている。
近年のマツダは「CX-」を接頭辞とするクロスオーバーSUVラインアップの拡充を進めてきており、CX-3、CX-5あるいは海外仕様のCX-7、CX-9を販売してきた。さらに新たな展開として、偶数番号のCX-4を中国市場で導入しており、これはスポーツSUVと呼ばれるカテゴリのモデルであった。次は、ミニバンとクロスオーバーSUVを融合させたモデルとしてCX-6の発売を2017年秋に計画しており、これは日本市場への導入が濃厚となっている。同時期に開催される東京モーターショー2017での出展が予想される。
新型CX-6はCX-5の車体をベースに開発、ホイールベースは延長される
従来からマツダは、プレマシー、ビアンテ、MPVといったミニバンモデルをラインアップしてきたが、これらはいずれもモデル名が継続される予定はなくカタログ落ちとなる見込み。
一方で、クロスオーバーSUVに3列シートを装備させたモデルがミニバンの代替として近年のトレンドとなってきており、マツダもこの流れに乗りたい考えでいる。
今秋発売予定のCX-6は、CX-5の車体をベースに全長とホイールベースが延長され、3列シートが装備される。エクステリアやインテリアの多くはCX-5のものがCX-6に流用されることになる。前述のカタログ落ちモデルの中ではプレマシーが最も近くなるが、CX-6のボディサイズは一回り大きく、販売が好調なCX-5のイメージを引き継ぐことになるだろう。