マツダ新型CX-5の受注が好調、先代型からの乗り換えユーザーが多い

マツダ

新型CX-5は月販目標台数の約7倍を初期受注で獲得、人気のクロスオーバーSUV

マツダ・CX-5が2017年2月2日にフルモデルチェンジを受け発売となったが、その販売が好調となっている。

(写真は新型CX-5、ジュネーブモーターショー2017)
CX-5

マツダのミドルクラスクロスオーバーSUVとしてラインアップされるCX-5は、先月開催されたジュネーブモーターショー2017でも2代目モデルが出品され、欧州プレミアを迎えた。

CX-5 CX-5 リアコンビネーションランプ

CX-5の成功でマツダ地獄から脱却、フルモデルチェンジごとに買い換えるユーザー

そして、先行して販売が行われていた日本では、販売後約一ヶ月の初期受注台数が発表され、これが16639台に到達していることが判明した。新型CX-5の月間目標台数2400台の7倍近いオーダーを受けたことになる。

CX-5 ジュネーブ

フルモデルチェンジということでエクステリアも全面改良を受けているが、KODOコンセプトをベースとしたデザインは寧ろキープコンセプトといったほうが適切だろう。

CX-5 マツダ

パワートレインはSKYACTIV-G 2.0、SKYACTIV-G 2.5、SKYACTIV-D 2.2の3タイプがラインアップされ、大枠では先代モデルを踏襲しているが、各エンジンともにブラッシュアップは受けている。先進技術では、安全運転支援システムのi-ACTIVSENSEが人気となっており、全オーダーの95%が装備車となっている。

cx-5-interior cx-5-seat

また、下取り車のうち、先代CX-5が39%にも達しているのも興味深いところである。かつてのマツダ車といえば、下取り価格が安いというネガティブな理由から、最後まで乗り潰すというユーザーが多かった。いわゆるマツダ地獄とも言われる状況が改善され、さらにフルモデルチェンジごとに同じ車種を買い換えるという好循環さえ起こっていると言えるだろう。

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