新型RS5発表、A5シリーズ上級スポーツがフルモデルチェンジ
アウディは今月スイスで開かれたジュネーブモーターショー2017で、新型RS5をワールドプレミアさせた。
アウディでは、昨年2016年からA5シリーズのフルモデルチェンジが進められている。今回ジュネーブ初公開となったのは、上級スポーツモデルのRS5である。
新型RS5は新型A5シリーズとして発表のあったクーペがベースとなるわけだが、メッシュグリル、ヘッドランプ下のエアインレット、サイドシル、マフラー周辺などエクステリアでも目立った専用パーツが置かれており、見た目にも走りを予感させる仕上がりとなっている。
新型RS5は新開発2.9L V6ツインターボエンジン搭載、8速AT採用
新型RS5のパワートレインには新開発の2.9L V6 ツインターボエンジンが採用される。トランスミッションは8速ティプトロニックとなる。
先代型は4.2L V8 NAエンジンであったから、ダウンサイジングターボのトレンドに従ったことになる。最高出力は先代型、新型ともに450psと変わらず。最大トルクは新型が61.2kgfmを達成し、従来型の43.8kgfmを大きく上回ることになる。さらに先代型比で-60kgの軽量化も果たしており、走行パフォーマンスは大幅に向上している。0-100km/h加速は3.9秒、最高速度は280km/hと公表されている。
新型RS5の発売日は、欧州向けには2017年6月が予定されている。日本市場向けには、まだ通常A5シリーズも新型に切り替わっていないが、順次導入されることになるだろう。