アウディが新型Q8シリーズをジュネーブモーターショーで提案
アウディは今月開催されたジュネーブモーターショー2017で、Q8スポーツコンセプトをワールドプレミアさせた。
(写真はアウディ新型Q8スポーツコンセプト、ジュネーブモーターショー2017)
アウディの現行ラインアップでは、フラグシップSUVとしてQ7シリーズがラインアップされている。そのQ7シリーズのクーペSUV版となる新型車が開発中となっており、このことは2017年1月の北米国際オートショーでQ8コンセプトが公開されたことでも明らかとなっていた。そして約2ヶ月後、Q8コンセプトの更なる発展版として、早くも今回のQ8スポーツコンセプトの公開に至っており、Q8シリーズの開発が大詰めを迎えているのではと予想される。
Q8の市販化を期待、クーペSUVながらも後席はゆとり有り、3.0L V6ハイブリッド搭載
Q8スポーツコンセプトのボディサイズは全長5020mm×全幅2050mm×全高1700mm、ホイールベースは3000mmとなる。Q8シリーズはクーペSUVとも言われるが、BMW・X6のようなしっかりルーフライン後半が下がるモデルとは異なり、後席にも十分なヘッドクリアランスと居住性が与えられている。
Q7の全高が1741mmであることと比較すれば41mmのダウンということになる。フラグシップSUVとして、キャビン+ラゲッジの絶対容量を求めるなら、もちろんQ7ということになる。シティSUVとしての要素を重視するなら、よりスタイリッシュなQ8という住み分けとなるだろう。
搭載されるのは3.0L V6ターボのTFSIエンジンで、ハイブリッドシステムと電動コンプレッサーが目立った技術となる。システム最高出力として476hpが示されている。