VW新型アルテオンがジュネーブで発表、CC後継だが車格はアップ
フォルクスワーゲンは新型アルテオンを開催中のジュネーブモーターショー2017で初公開した。
新型アルテオンは、2015年のジュネーブで発表されたスポーツクーペコンセプトGTEの市販モデルとなる。パサートベースのCCがラインアップされていた枠であるが、フォルクスワーゲンは新型アルテオンをCCよりも上のクラスとしている。やはりルーフライン後半が下がったファストバック形状が大きな特徴となっており、一般的なセダンモデルよりもスタイリッシュなイメージが与えられている。
新型アルテオンのボディサイズは全長4862mm×全幅1871mm×全高1427mm、ホイールベースは2841mmとなった。キャビンスペースがやや犠牲となるボディスタイルではあるが、大柄な車体のおかげで、後席ヘッドクリアランスおよびレッグスペースにはまだ余裕を感じる。
新型アルテオンは大きなバックドアも魅力の一つ、半自動運転機能も備わる
5ドアクーペとも呼ばれる新型アルテオンであるが、その所以となるのがこの大きなリアハッチゲートである。見ての通り開口面積は大きく、ラゲッジルームへのアクセスが容易となっている。ラゲッジ容量は通常563Lから、後席を倒すことで1557Lまで拡大する。
新型アルテオンに搭載されるエンジンは、3タイプの直噴ガソリンターボと3タイプのディーゼルが用意される。各トップグレードは、2.0L TSIが最高出力280ps、2.0L TDIが240psというパフォーマンス。トランスミッションは7速DSGとなる。
このほか、半自動運転機能も備わっており、その実力が楽しみである。