新型LS500hは3.5L V型6気筒マルチステージハイブリッドを搭載
レクサスは新型LS500hをジュネーブモーターショー2017でワールドプレミアした。
(写真は新型LS500h、ジュネーブモーターショー2017)
フルモデルチェンジを迎えたLSシリーズについては、先行して3.5L V6ツインターボエンジン搭載のLS500が北米国際オートショーで発表を済ませている。今回のジュネーブではハイブリッド仕様が初公開された。
従来のV8エンジンからV6エンジンにダウンサイジングされる新型LSシリーズであるが、LS500hについてはV6 3.5Lの2GR-FXS型エンジンをメインとするマルチステージハイブリッドシステムが採用される。エンジンユニットの最高出力が220kW(299ps)、最大トルクが350Nm(35.7kgfm)。システムトータル最高出力として264kW(359ps)というスペックが示されている。
このマルチステージハイブリッドについては、先行してフルモデルチェンジ計画が進められているフラグシップクーペのLC500hに搭載されるものと同タイプということになる。
LS500hはラグジュアリー指向、高級感を重視した独特のインテリアが用意される
新型LS500hはインテリアも注目したいポイントとなっている。ドア内張りの装飾は手作業によるプリーツが施され、ドアハンドル付近はガラス細工パネルが仕込まれている。
これらは折り紙、切子硝子といった日本独特の文化からヒントを得ており、レクサスのフラグシップセダンとして相応しいラグジュアリー感を演出している。
新型LS500hは2017年内の欧州発売が予告されており、日本発売も同時期に実現されるはず。まずはフラグシップクーペのLC500、LC500hが2017年3月16日に発売される見込みとなっている。