次期CX-5をベースにした3列シートモデル、CX-6が並行して開発中
マツダでは、ビアンテ、プレマシーそして既に販売が中止されたMPVといった3列シートを装備するミニバン車種のラインアップ改変が計画されている。これら3つのモデルは、新型CX-6に車種統合されることになり、現在開発中となっている。
CX-6はあくまでクロスオーバーSUV、3列目シートを装備するもスライドドアは無しの可能性
このCX-6は、クロスオーバーSUVの次期CX-5がベースとなる。CX-5とその3列シート版のCX-6は並行して開発中となっている。
ミニバンブームの衰退とともに台頭してきたのが、3列シートを装備するクロスオーバーSUVである。日産・エクストレイルあるいは最近ではプジョーが5008といった3列シート装備のクロスオーバーSUVをラインアップに加えた。これらも新たなトレンドに追従してきたモデルの一部である。
CX-6はクロスオーバーSUVスタイルになるということで、リアドアはスライド式とならず通常のヒンジドアになる可能性があるだろう。現行CX-5でも好評であったSKYACTIV-D 2.2のクリーンディーゼルモデルも用意されることが予想される。ロングホイールベース化による居住性アップも期待したいところだ。
次期CX-5は2017年春のデビューが予想されている。CX-6は少し遅れ2017年秋の東京モーターショーでワールドプレミアとなることが予想される。
一方で、マツダは今回のパリモーターショー2016に出展しなかったことも話題の一つであった。これまでの欧州市場に対する積極的な攻勢を考えれば意外であった。
(写真はフィアット124スパイダーとアバルト124スパイダー)
ブランド名を変えてのマツダ車の出展は見ることはできた。