ヴィッツ、マイナーモデルチェンジでハイブリッド追加
ヴィッツのマイナーモデルチェンジについて、2016年内の実施になると以前のレポートで書いたが、現在は2017年1月の発表、発売のスケジュールで進められている。ヴィッツハイブリッドの追加発売も同時期に実施される予定だ。
マイナーモデルチェンジではエクステリア変更も含まれる見込み。
ヴィッツハイブリッドの追加でモデルサイクル延長、フルモデルチェンジは2019年頃予測
ヴィッツは欧州ではヤリスの車名が与えられ販売されている。フランス生産の欧州仕様ヤリスは、日本仕様とは異なるフロントデザインが採用されてきた。そして、マイナーモデルチェンジ後の日本仕様はこのヤリス風のフロントデザインになるとされており、スポーティーでアグレッシヴな印象が強くなることが予想される。
そして、欧州仕様に近くなるのはデザインだけではない。ヤリスはハイブリッドモデルをラインアップしてきたが、これがヴィッツハイブリッドとして日本仕様にも導入されることになる。
ヴィッツハイブリッドのシステムは、アクアと共通の1.5L THSⅡとなる。ヴィッツハイブリッドとアクアはボディサイズがかなり近いが、アクアは燃費重視で空力性能を稼ぐために全高をヴィッツ比で-45mmに抑えられている。ヴィッツハイブリッドの燃費性能がアクアを超えることはできなさそうだが、少し室内空間が広いということがメリットとなる。
現行のヴィッツ3代目モデルが発売されたのは2010年であった。モデルサイクルは延長されることになり、フルモデルチェンジは2019年頃が予想される。