アテンザのフルモデルチェンジはまだ先、一部改良で現行型販売を継続
アテンザが2016年8月25日一部改良を受け販売開始となった。
現行アテンザは2012年にフルモデルチェンジされた3代目モデル。過去のモデルサイクルからすれば、4代目モデルの具体的な情報も出始める時期ではあるが、今のところそういったものは無し。現行型アテンザは改良を受けながらしばらく販売されることになるだろう。マツダとしては、KODOデザイン以降はCX-5のフルモデルチェンジが先ということになるはず。アテンザはその次ということであれば2018年発表、2019年発売というスケジュールも一つの可能性となる。
アテンザにGベクタリングコントロール採用、スカイアクティブD 2.2は最新型へ
さて、今回のアテンザの一部改良は、Gベクタリングコントロールの導入がメインとなる。アクセラで先行して採用されるGベクタリングコントロールは、ステアリング角度と速度から最適なエンジントルクを割り出しアクセルワークを補正するシステムとなる。地味な技術ではあるが、これにより通常ドライブ時における乗り心地や車酔いの改善だけでなく、緊急時のハンドル操作においても操縦安定性が向上される。
この他に、クリーンディーゼルのスカイアクティブ-D 2.2には、DE精密過給制御、ナチュラル・サウンド・スムーザー、ナチュラル・サウンド・周波数コントロールが採用される。
また、L Packageにはフロントドアガラスに遮音ガラスが導入される。マツダのフラグシップモデルらしく、より高い静粛性を持った快適な車内が提供される。