レクサスGSの次期型はTNGAプラットフォーム採用、LCとLSに続く
現行のレクサスGSシリーズは2012年の発売であった。2018年頃にはフルモデルチェンジを迎える見込みとなっている。
最近のレクサスではTNGA世代の新型車としてフラグシップクーペのLCシリーズが発表され、発売日が待たれる段階にある。そして2017年にはフラグシップセダンのLSシリーズのフルモデルチェンジが実施される予定で、この次に来るのが上級セダンの次期GSシリーズとなる。
上級のGS Fには自動運転システムの装備が予想される、2020年の発売
GSシリーズはトヨタ・アリストを祖とする上級EセグメントFRセダン。LSよりも軽いボディによりラグジュアリーとスポーツが程よくバランスされた大型セダンとしてのポジションが与えられてきた。一方でトヨタが2015年に発表した自動運転車のHighway Teammateは現行GSシリーズをベースとしたものであった。トヨタグループから発売される自動運転車はまずはGSシリーズからスタートされる可能性が高い。
Highway Teammateは未だ実験段階であるわけだが、2020年の実用化が予告されている。つまりここから想定されるスケジュールとは、2018年にGSシリーズのフルモデルチェンジ、2020年に自動運転システムを装備したGS Fの発売ということになる。
次期GSのパワートレインについては、V6 3.5Lハイブリッド、直4 2.5Lハイブリッドのほか、2.0Lのダウンサイジングターボも用意される見込み。そして次期GS Fには、現在開発中のV6 3.0Lツインターボエンジンの搭載になり、最高出力は400ps超クラスとなるだろう。