アクセラ1.5Lディーゼルの日本発売はあるのか?ジュネーブ出品
マツダは開催中のジュネーブモーターショー2016で、Mazda3 SKYACTIV-D 105を出品した。日本でのアクセラ SKYACTIV-D 1.5に相当するモデルとなる。
マツダが小型車向けの1.5L クリーンディーゼルエンジンとして、SKYACTIV-D 1.5を公式に発表したのがちょうど2年前の同ショーであった。その後、デミオ、CX-3においてSKYACTIV-D 1.5搭載モデルの市販を実現してきた。さらに、昨年2015年後半には、Mazda3 SKYACTIV-Dの排気量1.5Lバージョンを英国発表しており、今回の出品はこのモデルということになる。
Mazda3 SKYACTIV-D 1.5Lモデルは最高出力105ps、最大トルク270Nm
日本のアクセラ ディーゼルでは、SKYACTIV-D 2.2搭載モデルが用意されており、5ドアハッチバックのスピードだけでなく、4ドアのセダンもラインアップに加わっている。これらは最高出力175ps、最大トルク420Nmといったスペックで同シリーズの中では上級グレードにポジショニングされている。
2.2Lから大きく排気量を下げた1.5Lディーゼルは環境性能が重視されたモデルとなる。スペックは最高出力105ps、最大トルク270Nmとなり、CX-3に搭載されるSKYACTIV-Dと同タイプと考えられる。今回出品モデルのトランスミッションは6速MTであるが、6速ATモデルも用意される。
なお、アクセラ SKYACTIV-D 1.5の日本発売は明らかとなっていない。
VWの排ガス不正問題以降、ディーゼルエンジンに対する風当たりが厳しい。国交省が新たに検討中の法規制を現状でパスできるのはマツダのディーゼルのみという結果もあり、SKYACTIV-Dは今後益々注目されることになる。