プリウスが100万台記念特別仕様車に新色追加

トヨタ

国内累計販売100万台達成記念、LEDエディションに専用色を追加

最近はプリウスと言えば、ワゴンタイプのプリウスαのシルエットを思い浮かべてしまうが、ハッチバックタイプの三代目プリウスもまだまだ人気があり受注台数の多い車種だ。
そんなプリウスだが、昨年2010/10よりS-LEDエディション、G-LEDエディションとして特別仕様車が販売されている。
これに新たな特別色が2色、ライトブールマイカメタリックとブロンズメタリック加わった。

S“LEDエディション”

特別に設定されている装備は、LEDヘッドランプ、本皮巻きステアリング、スエード調シート、ファブリック巻き大型コンソールボックスといったもので、車体価格は236万円からとなる。
個人的には、このエディションであれば、通常のLシリーズ(205万円~)で十分であると感じるし、30万円の価格差を見出すのが難しい。

G“LEDエディション”

S“LEDエディション”の装備に加え、ダークプレミアムメタリック塗装ホイールキャップやレザーシートが装備され、ゴールドの内装の装飾が加わる。
どうしてもプリウスで高級感のある室内を演出したいなら、G“LEDエディション”の選択もありえるだろう。
ただし、車体価格が276万円~となり、プリウスにここまでの金額を出せるかどうかは微妙なところだ。
高級なハイブリッドを選ぶなら、SAIやクラウンハイブリッド、レクサスCT200hの方が興味をもつユーザーが多いのではないだろうか。もちろん価格帯はもっと上になるのだが。

プリウスαの受注が5万台を突破

先月5/13に発売されたプリウスαであるが、発売から1ヶ月で販売台数が5万2000台となり、当初の目標を大きく上回ることができた。
ただし、納車の時期はかなり遅くなり、今からの予約では、来年の2012/4以降になる可能性が高い。
特にリチウムイオン電池が採用された3列シートモデルについては、バッテリーの供給状態が思わしくなく、納車までに多くの時間が必要となりそうだ。
この3列シートモデルは1万4000台を受注しており、全体の26%に留まっている。
発売前はコンパクトミニバンタイプの3列シートモデルに注目が集まっていたが、リチウムイオン電池採用による車体価格の高さや納車が遅くなる問題から、2列シートのワゴンタイプに受注台数が押されている。
2列シートモデルは3万8000台を受注しており、従来型のニッケル水素バッテリーを採用したことで車体価格を低くしたことが受注をより多く伸ばした。

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