アイシスが一部改良、ロングセラーミニバンの販売はまだ続く
アイシスは2004年から販売されるトヨタのロングセラーミニバン。その一部改良が2016年4月6日に予定されている。
(写真は現行アイシス)
アイシスは今年で13年目の販売に突入することになる。エクステリアデザインはさずがに古さを感じるが、ノアよりも全高が低く抑えられているため自然な乗車ポジションと、対応できる駐車場が多いというメリットもあってか、これまで販売が継続されてきた。
助手席側はリアスライドドアとピラーレス構造で後席へのアクセス性が高いのも大きな魅力の一つだ。
新型アイシスは燃費性能向上、数年後はカタログ落ちになることが予想される
アイシスの一部改良では燃費性能の向上が盛り込まれる。現行モデルのJC08モード燃費は15.2km/Lであり、ここから幾らか改善することになる。最新ノアの2.0Lガソリンモデルが16.0km/Lであることを考えれば、基本が古いモデルながらもまずまずの数値となりそうだ。今回パワートレインに手が加えられるということは、まだしばらくはラインアップに残ることになるだろう。
(写真はシエンタ)
ただしトヨタでは、このアイシスを含む2000年前後に投入されたミニバン車種は今後は車種統合されラインアップが減らされる方向にある。次期アイシスの開発は行われておらず、数年後には姿を消すことが予想される。
(写真はノア)
トヨタのミニバンは、コンパクトクラスのシエンタ、2.0Lクラスのノア&ヴォクシー&エスクァイア、ラージクラスのアルファード&ヴェルファイアと、3つのボディサイズとこれらの姉妹モデルに集約されることになる。
(写真はアルファード)