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インフィニティQ60がワールドプレミア、VR30搭載でフルモデルチェンジ
新年を迎え北米国際オートショー2016がデトロイトで開催中となっている。そこでは、日産が展開する海外向けプレミアムブランドのインフィニティが、新型Q60の市販型をワールドプレミアさせた。
(写真は新型インフィニティQ60)
スカイラインクーペとしての日本発売も期待される、インフィニティQ60
Q60シリーズはセダンのQ50シリーズをベースにした2ドアクーペという位置付けのモデルである。日本市場ではスカイラインクーペとしてラインアップされてきた。
昨年2015年の同ショーにおいては、前身となるQ60コンセプトが発表されており、その市販モデルの発表が待たれる段階となっていた。
台形型のフロントグリルはQ60コンセプトから引き継がれており、Q50よりもアグレッシブな表情を見せている。
Q60は世界各国で販売されるモデルとなるが、主力市場は紛れも無く北米。ここデトロイトでコンセプト、市販型がワールドプレミアされてきたことからも判断できる。
新型Q60には新開発のV6 3.0Lのガソリンツインターボエンジンが搭載される。VR30型と呼ばれるこのユニットはチューニング違いで最高出力405psと304psの2タイプが用意されており、出力と燃費のいずれを重視するかをユーザーが選択することができる。組み合わさるトランスミッションは7速ATとなる。VR30型はQ50への搭載も発表されており、スカイライン日本仕様への展開も期待される。
また、Q60のエントリーモデルとしては直4 2.0Lのガソリンターボエンジンも用意され、こちらの最高出力は211psとなる。