RX-VISIONはRX-9を意図したコンセプトモデル、ロータリーエンジン搭載スポーツカー
東京モーターショー2015の一般公開がスタートした。
マツダはコンセプトモデルのRX-VISIONをワールドプレミアさせ、次世代ロータリーエンジンを開発中であることが発表された。
RX-VISIONはSKYACTIV-Rを搭載、2ドアながらもRX-8とホイールベースは同じサイズ
RX-VISIONのボディサイズは全長4389mm×全幅1925mm×全高1160mm。ホイールベースは2700mmとなる。タイヤサイズはフロント245/40R20、リア285/35R20。
RX-VISIONは2012年まで販売されたロータリースポーツ、RX-8の実質的な後継車種を意図していると考えられ、特にホイールベースに関しては全く同じサイズが与えられた。RX-VISIONはRX-9としての市販化が期待される。
ドアタイプについては、観音開き式の4ドアであったRX-8に対して、RX-VISIONではシンプルに2ドアとなった。
駆動方式はもちろんFRとなる。RX-VISIONの長いノーズの中に搭載されるのは開発中のロータリーエンジンで、今回SKYACTIV-Rと発表された。このSKYACTIV-Rエンジンの排気量など詳細スペックについてはまだ明らかにされていない。
マツダはRX-8に搭載された13B型ロータリーエンジンを引き継ぐユニットとして、16Xが開発中となっていた。ただし今回の東京モーターショー2015では、これについて特別に言及されることはなく、SKYACTIV-Rは16Xとはまた別のプロジェクトなのかもしれない。
SKYACTIV-Rはハイブリッドや水素ロータリーエンジンである可能性もあるだろう。