クラウン2.0アスリート-Tが10月1日発売、8AR-FTS直4ターボ搭載で13.4km/L

トヨタ

クラウンにダウンサイジングターボエンジン搭載モデルが追加発売

クラウンアスリートの直4 2.0Lターボエンジン搭載モデルが2015年10月1日に発売されることになった。

(写真は現行クラウンアスリート)
クラウンアスリートハイブリッド

トヨタは直4 2.0Lターボエンジンとして8AR-FTS型エンジンを開発した。このエンジンは、レクサスNX200tにおいてデビューし、さらにFR化させられることでレクサスIS200tが発売された。この流れは、従来のV6 2.5Lクラス車のエンジンとリプレイスする形でトヨタ及びレクサスブランドで販売される車種に順次拡大していくことになる。そして今回、トヨタブランド車としての初採用ということで、クラウン2.0アスリート-Tが発売されることになった。

(写真は8AR-FTS型エンジン)
2.0L ターボエンジン トヨタ レクサス

ターボエンジン搭載車はクラウンアスリートのみ、クラウンロイヤルは

このクラウンターボなるモデルは、最高出力が235ps/5200-5800rpm、最大トルクが35.7km/Lとなる。先行して販売されるIS200tと比較すると最大トルクは同じであるが、最高出力は10ps低いながらもより幅広い出力レンジが与えられており、クラウン専用にチューニングされていることがわかる。JC08モード燃費は13.4km/Lとなる。

(写真はレクサスIS200t)
IS200t

トランスミッションについてはIS200tと同じく8速ATが採用される。

(写真は現行クラウンロイヤル)
クラウンロイヤル

またロイヤルを含めたクラウンシリーズのマイナーモデルチェンジも同日に実施され、ボディ強化とサスペンション改良などが施される。

ただし、ターボエンジン搭載モデルはクラウンロイヤルには設定されず、前述の通りアスリートのみの設定となる。

マイナーモデルチェンジながらもエクステリアの改変は小変更に留まる見込みで、グリルデザインもキープコンセプト。2012年12月の現行クラウンのデビュー時には、特にアスリートの挑戦的なグリルデザインが奇抜とも言われたものだが、今ではすっかり定着してしまった印象だ。

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