ジェイドに1.5L VTEC-TURBOが追加ラインアップ、ホンダのダウンサイジングターボ
ホンダの3列シートミニバン、ジェイドに1.5Lターボエンジン搭載モデルが2015年6月にも追加ラインアップされる見通しとなった。
ホンダ新開発のVTEC-TURBOということで、まもなく4月に発売日を迎える新型ステップワゴンへ初搭載されるターボエンジンと共通ユニットとなる。排気量は1.5Lながらも過給器の装備で、NAエンジンで2.0Lクラスの出力性能を発揮。最高出力150ps、最大トルク20.7kgmというスペックとなる。
ジェイドターボの車両価格は240万円台を予想、燃費性能はハイブリッドよりも劣る
ジェイドは先月2015年2月に発売したばかりで、実質的にはストリームの後継車種に相当するモデルである。
全幅1775mmで3ナンバー化され、2列目シートにV字スライド付きのキャプテンシートを全車で採用したのが大きな特徴。ミニバンとしてはコンパクトな車体ながらもゆったりとしたキャビンの6人乗り仕様となっている。
現行ジェイドに採用されるパワートレインは1.5Lハイブリッドのみで、その車両価格は272万円からとなっている。ストリームのRSZグレードが204万6858円という車両価格であったことを考えると、ジェイドは非常に割高感のある価格設定となっていた。
6月に追加発売されるターボモデルの車両価格は240万円台になると予想され、現行のハイブリッドモデルと比較して大幅に安くなることになる。ターボモデルの燃費性能はハイブリッドモデルのJC08モード25.0km/Lには及ばないものとなるだろうが、これまで予算の都合で購入対象外だったユーザーからも興味を持たれるはずだ。