新型ジェイドを東京オートサロンで発表、6人乗り3列目シートミニバン
ホンダ新型ジェイドのカスタマイズモデルが、1月9日から11日まで幕張メッセで開催される東京オートサロン2015において、通常モデルより先行して公開された。
新型ジェイドはストリーム後継に相当する3列シートミニバンである。5ナンバー枠に収められたストリームと違い、販売の主体を中国へ移したことで全幅は3ナンバーサイズとなる。ボディサイズは全長4650mm×全幅1775mm×全高1500mmになる見込み。ホンダではオデッセイの全高が上げられていたが、このジェイドが全高制限のあるタワーパーキングに対応する3列シートミニバンのポジションを引き継ぐことになる。
新型ジェイド市販モデルは2015年2月12日に正式発表、翌13日に発売となる見込み。
ハイブリッド専用車ということで、フィットハイブリッドやヴェゼルハイブリッドと同タイプの1.5L Sport Hybrid i-DCDの搭載が予想される。グレード構成は標準のHYBRIDとHYBRID Sパッケージが予定されている。
新型ジェイドの2列目シートはキャプテンシートでゆったり、V字スライドを採用
新型ジェイドの2列目シートはV字スライドを採用している。V字スライドが一番後ろの位置ではホイールハウスの出っ張りのせいで左右のシートが寄せられている。それでもキャプテンシートを採用しているため左右は余裕がある。前方向には大人の男性が十分に足を組めるスペースが確保されている。
そして、V字スライドが一番前の状態では、ホイールハウスの影響を受けないため2座のキャプテンシートは左右に離されてポジショニングされる。前方向には狭くなるがニースペースにはまだ余裕がある。左右シート間にスペースが生まれるため窮屈感は和らぐ。
やはり3列目シートは緊急用ではあると感じた。