最高出力462psのAMG GT、510psのAMG GT Sがパリモーターショーでデビュー
メルセデスベンツが先月のパリモーターショー2014でワールドプレミアさせた新型車、AMG GTを紹介しよう。
新型AMG GTは新開発4.0L V8ツインターボエンジンを搭載したスポーツクーペとなる。
エンジンチューンは2タイプ用意される。まずは標準モデルのAMG GTは、最高出力が462ps、最大トルクが61.2kgfmに設定される。その性能は、0-100km/h加速が4秒、最高速度が304km/hとしている。
そしてハイパフォーマンスモデルのAMG GT Sは、最高出力が510ps、最大トルクが66.3kgfmとなる。0-100km/h加速は0.2秒短縮され3.8秒、最高速度は310km/hを誇る。
AMG GTの車両価格は115,430ユーロから、ポルシェ911シリーズ対抗モデルとして注目
また、V8エンジン搭載のスポーツクーペという意味では、新型AMG GTはSLS AMGの実質的な後継車種というポジションが与えられている。SLS AMGの排気量は6.2L、さらにガルウィングドアの装備などで車両価格2千万円台中盤からの設定であった。
欧州価格は、AMG GT が115,430ユーロ(日本円換算1,681万円)、AMG GT S が134,351ユーロ(同1,957万円)、AMG GT S “Edition 1” が148,512ユーロ(同2,163円)となる。
新型AMG GTシリーズはSLS AMGシリーズとの比較では大幅に車格ダウンとなるが、ポルシェ911シリーズの対抗モデルとしても注目度が高い。