新型メルセデス AMG C63はダウンサイジングターボエンジン採用、出力性能は向上
メルセデスベンツ新型AMG C63が先月開催されたパリモーターショー2014で公開された。
V8 6.3Lエンジンを搭載する従来型AMG C63と比較して、ニューモデルは大幅なダウンサイジングを受け、V8 4.0L ツインターボエンジンを搭載する。
新型AMG C63シリーズはチューニング違いによりエンジンサイズは同じであるが、2タイプのパワートレインが用意される。標準モデルのスペックは、最高出力が476ps、最大トルクが66.3kgfmで環境性能とのバランスが考慮されたモデル。それでもダウンサイジング前の従来型C63 V8 6.3Lモデルの出力性能を上回っており、0-100km/hで4.1秒の加速性能を誇る。
AMG C63 Sは最高出力510ps、セダンに加えてステーションワゴンもラインアップ
そして、出力パフォーマンスを重視してセッティングされたのがAMG C63 Sである。その最高出力は510ps、最大トルクは71.4kgfmにもおよぶ。加速性能は0-100km/hで4.0秒。
もちろん2013年にワールドプレミアされた新型Cクラスがベースとなっている。フロントデザインではAMGタイプのグリルが与えられ、バンパー下のエアインテークも主張が強くなり、一見してスポーティに感じられる仕上がりである。
インテリアではAMGタイプのステアリングおよびスポーツシートが装備される。
また新型AMG C63シリーズは、セダンに加えてステーションワゴンも同時にラインアップされた。今回は欧州発表ということで日本市場への導入時期については言及されていないが、当然、日本発売されることになるだろう。