メルセデス CLAシューティングブレークがジュネーブモーターショーで発表
メルセデス・ベンツは3月15日まで開催されるジュネーブモーターショー2015にて、CLAシューティングブレークを初公開した。
ベースとなるCLAクラスは4ドアクーペなるボディを持つ2013年のデトロイトで公開されたモデルである。近年のプレミアムクラスのセグメントにおいて、スタイリングの美しさと居住性を両立させた4ドアクーペが存在感を増しているが、CLAクラスはそのトレンドをリードするモデルの一つと考える。そして、次にプレミアムクラスが向かう先として大きな流れとなりつつあるのがシューティングブレークであり、4ドアクーペでは足りない積載性をプラスしたモデルとなる。
発表されたCLAシューティングブレークのボディサイズは全長4630mm×全幅1777mm×全高1435mm、ホイールベースは2,699mmとなる。4ドアクーペと比較すれば全高が僅かに大きくなった程度であるが、ルーフラインの変更とリアハッチバックゲートの装備により積載性が大きく向上している。また、後席ヘッドクリアランスについても40mm拡大している。
CLAシューティングブレークの欧州生産は2015年1月よりスタート、CLA180、CLA200、CLA250
CLAシューティングブレークは既に2015年1月よりハンガリー工場での生産が始まっている。今回の3月発表と同時期にガソリンエンジン搭載モデルの欧州販売スタートが計画されており、ラインアップはCLA180(1.6Lガソリンターボ 最高出力122hp/最大トルク20.4kgm)、CLA200(1.6Lガソリンターボ 同156hp/同25.5kgm)、CLA250(2.0Lガソリンターボ 同211hp/同35.7kgm)の3タイプが用意される。
さらに、ディーゼルエンジン搭載モデルも半年遅れで発売される見込みだ。
日本市場に向けてのアナウンスは無いが、既に4ドアクーペのCLAが日本発売されていることから、シューティングブレークについてもガソリンエンジン搭載モデルが順次導入されることが期待される。