新型パサートのパリモーターショー出展画像、セダン&ヴァリアント
フォルクスワーゲンは新型パサートをパリモーターショー2014で公開した。
(写真は新型パサート)
新型パサートは2014年7月にフルモデルチェンジ発表があった。
フロントデザインはダブルフレームグリルを採用。エアインテークグリルとヘッドライトの上下幅を揃え、シンプルな一文字フェイスとなる。このあたりは先代モデルからのキープコンセプトと感じたが、ヘッドライト先端が拡がっていく7代目に対し、新型8代目はやや狭まる形状に変更されており、よりすっきりしたイメージとなった。フルモデルチェンジということであれば、もう少し表情の変化が欲しかったところだ。
ホイールベースは先代比で延長されたにもかかわらず、全長が短くなっている。それでもキャビンスペースはもちろんラゲッジスペースも拡大したとしており、このあたりはしっかりと正常進化を遂げている。車体重量は最大85kgの軽量化を実現している。
セダンのパサートに加えて、ステーションワゴンのパサート ヴァリアントも同様にフルモデルチェンジされた。
パサートGTE(プラグインハイブリッド)も同時デビュー、欧州複合モード燃費50km/L
さらに、プラグインハイブリッドのパサートGTE、パサートヴァリアントGTEがワールドプレミアされたことも注目を浴びた。GTEは2014年3月のジュネーブモーターショーでゴルフGTEとして初めて設定された。パサートについても今回のフルモデルチェンジのタイミングに合わせてGTEが新設定される。欧州複合モード燃費は50km/L、EV航続距離は50kmといったスペックとなる。