新型【ライズ スペース】日本発売いつ?ダイハツ&トヨタが認証不正から新車投入と小型車開発を再始動【トヨタ最新情報】商標登録済み、3列シートやスライドドア、e-SMART HYBRID採用に期待

ライズ/ロッキー スペース
DNマルチシックス

DNマルチシックス コンセプト 東京モーターショー2017

ライズ スペース(ロッキー スペース)は2022年に商標出願、発売時期は見通せず2列のベース車が先に2026年11月改良の見込み

「ライズ スペース」と「ロッキー スペース」は、トヨタとダイハツが2022年12月に商標出願した車名です。ライズとロッキーに新しい派生車名が検討されたことを示しており、両車の室内を広げた派生車として注目されてきました。

raize-space

ただし、商品化への道筋は認証不正で大きく揺らぎました。ダイハツの国内工場の稼働が止まり、新型車の商品計画が大幅に見直されたことで、ライズ スペースとロッキー スペースの具体的な発売時期は見通しにくくなっています。ダイハツは再発防止策と開発体制の再構築を進め、トヨタとの新しい役割分担のもとで小型車開発を続けています。

ダイハツ社長

その中で先に動いているのは、派生車の土台となる2列シートのライズとロッキーです。現行ライズは2026年3月上旬ごろからメーカーへの新規注文ができず、現行ロッキーは2026年8月下旬に生産が終了しました。両車は2026年11月後半に、スマートアシストの強化を中心とする一部改良モデルの発売が見込まれます。ボディは継続され、内外装やパワートレインに大きな変更はない見通しです。

この一部改良に派生車の追加は含まれない見込みで、ライズ スペースより先にベース車の更新が進む形です。それでも、車名の商標が出願され、小型車開発も継続されるということから、ライズ スペースとロッキー スペースの発売を期待する声は高まっています。

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新型ムーヴを2025年6月に発売、ダイハツの商品投入が再始動

ダイハツは2025年6月、7代目となる新型ムーヴを発売しました。新型ムーヴは当初の計画から約2年遅れたものの、認証不正後に新世代の商品を市場へ送り出した具体例となりました。初採用のスライドドアやDNGA、最新の安全性能を備え、商品投入が再び進み始めたことを示しています。

新型ムーヴ

発売後1カ月の受注は約3万台に達し、月間販売目標6,000台の5倍となりました。新型車の発売と受注実績が積み上がったことで、認証不正による全面的な停滞から、商品を届ける段階へ移ったことが分かります。

ダイハツは2026年8月、ミラ イースとトールの一部改良を相次いで実施しました。ミラ イースには新しいエンジンが、トールには対横断自転車や交差点での検知機能を加えたスマートアシストが採用され、新型車の投入に続いて既存車種の改良も進んでいます。

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ライズ スペースにつながる小型車開発はトヨタ主導の新体制で継続

ダイハツ&トヨタは2024年4月、小型車の開発体制を見直しました。今後の切り替えモデルでは、トヨタが開発から認証までの責任を持ち、ダイハツが委託を受けて実際の開発を担当します。事業計画と商品計画のリソース管理も、トヨタが責任を持つ体制へ変更されました。

ダイハツとトヨタ

ダイハツは、身の丈に合った開発日程へ改め、遅れが生じた場合には日程を見直す方針も示しています。安全と認証を確認しながら小型車を継続できる枠組みが整いました。商標と小型車開発の継続を踏まえれば、ライズ スペースの商品化にも期待が持てます。

トヨタ ルーミー

国内では、ダイハツが開発・生産するトールと、トヨタへ供給するルーミーが小型トールワゴンとして販売されています。ライズとロッキーも同じく両社で展開されており、ダイハツが培ってきた小型車の設計と生産は、トヨタとの協業を通じて継続しています。

新体制のもとでも小型車の改良は進んでおり、トールは2026年8月に一部改良されました。スマートアシストに対横断自転車や交差点右左折時の対向車・横断歩行者の検知機能が追加され、SRSサイドエアバッグとSRSカーテンシールドエアバッグも標準装備となっています。

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ライズ スペースはセニアに相当する3列シート車として期待

ライズ スペースとロッキー スペースには、インドネシアで販売されるダイハツ「セニア」に相当する3列シート車が期待されています。セニアは多人数乗車に対応するコンパクトMPVで、2021年に登場した現行型にはDNGAプラットフォームと前輪駆動レイアウトが採用されました。

XENIA Limited Edition

XENIA Limited Edition(インドネシア)

セニアは2004年の発売から20年以上にわたり、インドネシアの家族向け小型車として展開されてきました。2023年のインドネシア国際オートショーでは、20周年を記念した限定20台の「XENIA LIMITED EDITION」も発表されています。

セニアの全長は4,395mm、全幅は1,730mm、全高は1,700mmです。日本のライズより長いボディに3列シートを収めており、家族で使える小型車というライズ スペースのイメージに近い存在です。日本向けに導入される場合は、道路や駐車場で扱いやすい車幅、3列目への乗り降り、荷室との両立が重要になります。

セニアにはヒンジ式の後席ドアが使われています。一方、新型ムーヴではスライドドアが初採用されました。ダイハツがこの技術を小型車へ広げれば、ライズ スペースでも乗降性を高めた3列車が期待できます。

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ライズ スペースにつながる3列6人乗りDN MULTISIXを2017年に公開

ダイハツは2017年、コンセプトカー「DN MULTISIX」をインドネシアと東京で公開しました。公式説明では、3列6人乗りのコンパクトなプレミアムミニバンとされ、2列目の間に通路を設けて3列目へ移動しやすい構成が採用されていました。

DNマルチシックス

DNマルチシックス コンセプト 東京モーターショー2017

搭載エンジンは1.5Lガソリンで、SUVらしい力強さとミニバンの使いやすさを組み合わせたデザインでした。ライズとロッキーは2019年に2列シートの小型SUVとして発売されましたが、DN MULTISIXが示した「小さなボディと3列シート」という提案は、市販車として実現していません。

DNマルチシックス 3列シート

DN MULTISIX コンセプト

DN MULTISIXがライズ スペースの直接の試作車と発表された事実はありません。それでも、ダイハツが3列シートのコンパクト車を公式に提案してきた履歴は、ライズ スペースに期待される車両像を考える手掛かりになります。

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ライズ スペースは2列シートの拡大SUVとなる可能性も残る

ライズ スペースが3列シート車になるとは限りません。マレーシアで販売されるライズの姉妹車、プロドゥア「アティバ」には、ボディを延長した2列シート仕様の噂もありました。車名の「スペース」が、座席数ではなく後席や荷室の拡大を表す可能性も残ります。

Perodua Ativa

Perodua Ativa

2列シートなら、3列目を設けない分だけ後席と荷室を広く取りやすくなります。一方、検索ではライズ スペースのスライドドアやセニアの日本発売への関心が高く、多人数で使える小型車が待たれています。商品化される際は、5人乗りの拡大SUVと3列車のどちらを選ぶかが、車両の性格を決める大きな分岐点です。

セニア

セニア

現行セニアは、従来の後輪駆動から前輪駆動へ変更されました。エンジンや駆動系を前方へまとめることで、限られた全長の中でも3列分の室内を確保しやすくしています。この構成は多人数乗車へ向く一方、ライズ スペースが同じ車体を使うことを示す発表ではありません。

セニア リア

セニア

上位仕様にはD-CVTが採用され、安全運転支援機能も用意されています。セニアは新興国向けの小型MPVですが、DNGA、前輪駆動、安全装備という構成には、日本で使う小型3列車との共通点があります。

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ライズ スペースへのe-SMART HYBRID採用に期待

ライズ スペースとロッキー スペースには、シリーズ式ハイブリッドの「e-SMART HYBRID」採用が期待されます。エンジンは発電に使い、走行はモーターが担当する仕組みです。アクセル操作に対して滑らかに加速しやすく、市街地を走る機会が多い小型車と相性のよいシステムです。

現行ライズ

現行ライズ

e-SMART HYBRIDはロッキーとライズで実用化され、ダイハツは2025年にインドネシア向けロッキーのハイブリッドモデルも公開しました。さらに、軽自動車向けにはシステムを小型・軽量化した技術も発表しています。採用範囲を広げる動きは、ライズ スペースへの展開を期待させます。

3列シート車は2列車より車重が増えやすく、多人数乗車時の発進や登坂ではモーターの力強さが役立ちます。充電設備を必要とせず、従来のガソリン車と同じ使い方ができる点からも、国内向けライズ スペースに望まれる選択肢です。

セニア インテリア

セニア

セニアには1.3Lと1.5Lのガソリンエンジンが設定されています。日本では小型車にも燃費と静粛性が求められるため、セニアの車体構成を参考にする場合でも、国内向けにはライズとロッキーで実績のあるe-SMART HYBRIDが期待されます。

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ライズ スペースはSUVスタイルでシエンタとの差別化に期待

ライズ スペースが3列シート車として登場する場合、トヨタ「シエンタ」との違いはSUVらしい外観に期待されます。シエンタは全長4,260mmのコンパクトミニバンで、低い床とスライドドアによって乗り降りしやすく、日常の送迎に適した設計です。

セニア エクステリア

セニア

ライズとロッキーは、短いボディに厚みのあるフロントマスクや高めの車高を組み合わせています。このデザインを受け継ぎながら室内を広げられれば、シエンタの実用性とは異なるSUVテイストの3列車になります。アウトドア用品を積む人や、悪天候時の走りを重視する人にも選びやすい構成が期待できます。

ROCKY Premium ver.

ROCKY Premium ver. 東京オートサロン2022

トヨタ シエンタ

トヨタ シエンタ

ただし、SUVスタイル、3列シート、スライドドアを同時に採用するかは決まっていません。シエンタと競合するだけでなく、家族向け小型車の選択肢を広げる独自の使い方を示せるかが、ライズ スペースの商品化で注目されます。

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ライズ スペースに期待されるSUV×3列シートとDNGA

ライズ スペースに最も期待される組み合わせは、SUVスタイルと3列シート、DNGAプラットフォームです。ダイハツはブーンルミナスとトヨタ・パッソセッテを2012年まで販売し、その後もDN MULTISIXやセニアを通じて小型多人数車を提案してきました。

トヨタ シエンタ

ブーンルミナスとパッソセッテは、ダイハツが生産した3列シートの小型ミニバンでした。販売終了後はシエンタがトヨタの国内小型ミニバンを担っていますが、ダイハツはDN MULTISIXでSUVテイストを取り入れた別の方向を示しました。この系譜は、ライズ スペースに期待される「SUV×3列シート」の背景として残ります。

DN MULTISIX リア

DN MULTISIX コンセプト

DNGAは、車体と足回り、パワートレインをまとめて見直し、小さな車でも室内空間、走行性能、燃費、安全性を高める考え方です。現行ライズ、ロッキー、セニアに展開されており、新しい小型車を効率よく開発する共通基盤になります。

認証不正後はトヨタが開発と認証を管理するため、発売までの確認工程は以前より慎重になります。それでも、新型ムーヴの発売、小型車開発の継続、商標登録という材料は残っています。ライズ スペースが、SUVらしさと家族で使える室内を両立する新型車として登場することに期待します。

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新型「ライズ スペース」まとめ

まとめ更新日: 2026/10/18

  • ダイハツは認証不正後、新型ムーヴ発売などで商品投入を再始動
  • 小型車はトヨタが開発・認証を管理し、ダイハツが受託開発
  • トヨタは「RAIZE SPACE」、ダイハツは「ROCKY SPACE」を商標登録
  • ライズとロッキーの室内拡大版に期待
  • 2列シート車か3列シート車かは未確定
  • 3列車ならセニアに相当する日本仕様に期待
  • スライドドアとe-SMART HYBRIDの採用に期待
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