ポロ後期モデルがジュネーブモーターショーでワールドプレミア
フォルクスワーゲン(VW)は、スイスで開催中のジュネーブモーターショー2014で、ポロの大幅アップデートを初公開した。
今回の改変はマイナーモデルチェンジに相当し、TSIブルーモーション、TDIブルーモーション、ブルーGTさらにクロスポロと4タイプが一堂に刷新される。2009年のデビューから5年目ということで、後期モデルとしてのリニューアルとなった。
ポロ後期モデルは燃費性能を中心にテコ入れ、エクステリアはプレミアム感を増す
ポロ TSIブルーモーションでは、新開発の3気筒1.0Lのガソリンターボエンジンが新たに加わる。小排気量ながらも最高出力90psを発生。燃費性能は欧州複合モードで24.4km/Lを達成する。日本でも導入が開始されれば、こちらが一番人気のグレードとなりそうだ。エクステリアではグリルの横桟にアクセントが置かれ、コンパクトでも力強くプレミアムな雰囲気を感じさせるフロントデザインとなった。
ポロ TDIブルーモーションについても新開発エンジンとして、1.2Lの3気筒エンジンを採用。欧州複合モードで32.3km/Lという数値は、5人乗りディーゼルエンジン車としては世界最高となる。
ブルーGTは燃費性能こそ従来モデルと変わらないが、最高出力は140psから+10psアップの150psへと引き上げられた。