新型ゴルフⅦの発売は6月25日、車体価格は値下げでフルモデルチェンジ

フォルクスワーゲン

ゴルフ7が日本発売、性能アップとプライスダウンで増販狙う

フォルクスワーゲンの新型ゴルフは昨年2012年から欧州で販売が始まっていたが、これがいよいよ日本発売することになった。発売日は6月25日と公式発表されており、今回のフルモデルチェンジで7代目ゴルフがデビューすることになる。
ゴルフⅦ 2012 パリ
ゴルフ7 パリモーターショー2012
新型ゴルフの車体価格は249万円から299万円に設定された。これは先代ゴルフの初期モデルと比較して6万円~13万円程度安くなっている。昨今の円安の環境下としては、なかなか競争力のある価格と言えるだろう。世界各国で自動車販売を展開するフォルクスワーゲンだが、こと日本市場においては上級ブランドとしての地位を築いてきた。今回の新型ゴルフに関しても値下がりしたとは言え、ミリ波レーダーを使った運転支援システムが標準装備されるなど、装備の充実したグレードのみが輸入販売されることになる。
(ゴルフGTD欧州仕様)
ゴルフGTD

新型ゴルフに搭載されるエンジンは1.2L TSIと1.4L TSI

新型ゴルフⅦの大きなセールスポイントの一つが燃費性能の改善である。TrendlineとComfortlineでは1.2L TSIエンジンを搭載しJC08モード燃費は21.0km/Lを達成。Highlineでは1.4L TSIの搭載でJC08モード燃費は19.9km/Lとなった。実用燃費であれば日本車と比較しても遜色無い性能を発揮することになるだろう。なおトランスミッションとしては何れも7速DSGが採用される。
ゴルフ GTI
(ゴルフGTI パリモーターショー2012)
新型ゴルフⅦは車体重量についても先代モデル比で約100kgの軽量化が実施された。エクステリアには洗練さが見られるものの先代ゴルフからのキープコンセプトに感じた。ただ、見えない部分を含めれば大きく進化している。

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