XC60がフルモデルチェンジ、欧州主力のミドルクラスクロスオーバーSUV
ボルボ・XC60がフルモデルチェンジを迎え、ジュネーブモーターショー2017でワールドプレミアとなった。
遡ること9年前、2008年のジュネーブモーターショーにおいて、ボルボは中型クロスオーバーSUVのセグメントに向けて新たに投入したのがXC60シリーズであった。その後、欧州市場の同セグメントにおいて最も大きな販売実績を残し、ボルボのラインアップの中でも中核を担う存在に成長した。
そして今回、XC60シリーズは二代目モデルに向けたフルモデルチェンジを受け、やはりここジュネーブで量産モデルが初公開となった。
新型XC60にはボルボの半自動運転機能のパイロットアシストを搭載
新型XC60に搭載されるエンジンは5タイプが用意される。トップグレードにはプラグインハイブリッドシステムのT8ツインエンジンが設定され、最高出力407hp、0-100Km/h加速 5.3秒というパフォーマンスが与えられる。
このほかにディーゼルエンジンとして、190hpのD4と、235hpのD5。ガソリンエンジンでは、254hpのT5と、ターボ&スーパーチャージャー搭載で320hpのT6も用意される。
装備面では、パイロットアシストと名付けられた半自動運転機能がポイントとなる。加速とブレーキ操作については、130km/hまでの高速域において作動し、ステアリング操作もサポートされる。今回のジュネーブモーターショーでは他メーカーを含めて、多くの半自動運転システム搭載モデルが発表された。