XC60が日本COTY受賞、本命リーフは不祥事のため不参加
ボルボが新型XC60が日本カーオブザイヤー(JCOTY)2017-2018を受賞した。
得点数はボルボ・XC60が294点を獲得。以下 BMW・5シリーズセダン/ツーリング 242点、トヨタ・カムリ 232点、スズキ・スイフト 210点、ホンダ・N-BOX/N-BOXカスタム 189点と続く。輸入モデルがJCOTYで選ばれたのは4年前2013-2014のVW・ゴルフに次いで2回目。これまで国内モデルが選ばれることがほとんどの日本COTYであるが、今回は重要なモデルとして考えられていた日産・リーフ、スバル・XVが両メーカーの無資格検査問題を背景に出場を辞退していた。
主役不在とも言えるなかで行われた選考は稀に見る接戦となり、次点にも輸入車のBMW・5シリーズがランクインされる。3位にようやく日本メーカーのトヨタ・カムリが入るがこれも北米向けの性質が強いモデルである。
新型XC60は多彩なパワートレインラインアップとレベル2自動運転を搭載
受賞した新型XC60は3月のジュネーブモーターショー2017でワールドプレミアされ、日本仕様は2017年10月16日にフルモデルチェンジを受けていた。
搭載されるパワートレインは4種類。T5の2.0Lターボ、T6の2.0Lスーパチャージャー+ターボ、D4の2.0Lクリーンディーゼル、T8の2.0Lスーパチャージャー+ターボ+プラグインハイブリッドがラインアップされる。全車で8速ATと4WDシステムが採用される。
自動ブレーキとステアリング制御による衝突回避軽減システムや、レベル2相当の自動運転システムが採用されており先進テクノロジーもしっかりと備わる。
新型XC60の車両価格帯は税込みで599~884万円となる。今回の受賞は、プレミアムセグメント車の購入を考えるユーザーに向けて、大きなアピールとなるだろう。