ボルボ新型V60がデビュー、ボディサイズは前作より大型化
ボルボは新型V60をジュネーブモーターショー2018で発表した。
新型V60のボディサイズは全長4761mm×全幅1850mm×全高1427mm、ホイールベースは2872mmとなる。パワートレインはPHVのT8とT6、ガソリンのT6とT5、ディーゼルのD4とD3が用意される。
新型V60はV90に準じたデザイン、北欧風インテリアも魅力的
上位モデルのV90が2016年に復活デビューしているが、これとアウトライン、ディテールともに新型V60のデザインは近い。フロントでは縦桟グリルの採用により、他のボルボシリーズ同様のファミリーフェイスが与えられた。
ヘッドランプはトールハンマー型デイタイムランニングライトが採用される。V40のような少し曲線が入れられたものではなく、V90のような直線的な眼つきとなる。新型V60の無骨でオーソドックスなステーションワゴンボディには、後者のタイプが似合う。
インテリアは木目調パネルがアクセントとなる。シート表皮には定番の素材、色だけでなく、北欧家具のようなオシャレなファブリック柄も設定され魅力を感じるところ。
ただ基本的にはボルボらしくシンプルで、華美な印象は少ない。下位グレードモデルのドアパネル内張りなんかは仕上がりの丁寧さはあるが、デザインのベースは普及価格帯のクルマそのものに感じた。他社のラグジュアリーブランドに近いプライスが付けられることになるだろうから、購入にあたってこのあたりの割り切りは必要になるかもしれない。
ボルボは、昨年2017年の東京モーターショーでXC60が日本COTYを受賞。さらに今回XC40が欧州COTYに選ばれており、ブランド評価がグローバルで向上しつつある。