GRMN ヴィッツ ターボの市販モデルが東京オートサロンで公開の可能性、1.5Lターボ

トヨタ

ヴィッツターボの市販化バージョンがデビュー予定

写真は今年2012年に公開されたGRMN ヴィッツターボコンセプトである。現行ヴィッツをベースにターボチャージャーエンジンと専用の内外装装備が施されたこのモデルは、市販が検討されているということでファンの注目を集めていた。そして、来月2013年1月11日より開催される東京オートサロンでは、その市販モデルが披露される可能性が報じられている。
ヴィッツターボ

GRMNヴィッツターボ市販モデルはこうなる

このヴィッツターボコンセプトに採用されているエンジンは、現行ヴィッツ1.5Lモデルの1NZ-FE型エンジンをベースにターボチャージャーを追加したものであった。これによりNAのノーマルエンジンで109psである最大出力は、180psにまで高められていた。ただし市販モデルでは、もう少し控えめな出力に変更される可能性もあるだろう。最近では小排気量エンジン+過給器の組み合わせによる燃費性能を重視したエンジンが増えてきているが、このヴィッツターボはあくまで出力性能が重視されたスポーツモデルということになる。
コンセプトモデルではトランスミッションとして5MTが採用されていたが、これは恐らく市販モデルでも踏襲されるだろう。この他、コンセプトモデルは3ドア仕様であったが、市販モデルでは5ドア仕様に変更されるということだ。

またトヨタでは、このGRMNヴィッツターボのプロジェクトとは別の小排気量ターボエンジンを開発中とのことで、こちらは燃費重視のダウンサイジングエンジンとして期待されている。全ての車がハイブリッド車に成り得ない状況の中で、ローコストで燃費性能の向上が狙えるダウンサイジングターボエンジンは、トヨタとしても実績を残したい技術の一つである。
将来的には、小排気量ターボエンジン+電気モーターという組み合わせの次世代ハイブリッドエンジンが実現するのではと期待をさせる。

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