マークXが今夏のビッグマイナーチェンジで3連ヘッドライト廃止、G’sが発売

トヨタ

マークXがマイナーチェンジ、フェイスアップして後期モデルに

マークXのマイナーチェンジ発表が2012年8月27日に予定されている。
今回の改変は、ヘッドライト、フロントグリル形状の変更を含めたビッグマイナーチェンジに相当するもの。先代マークXから続くフロントの3連ヘッドライトは、マークXシリーズのアイデンティティの一つでもあったがこれは廃止。新型ヘッドライトはエッジが効いた造形で新型カローラのようなグリルとヘッドライトが連続した線で結ばれるデザインとなる。
また、現行ラインアップにおけるグリル下のエアインテーク形状は、ノーマルモデルとプレミアムモデルの2パターンが用意されていたが、新型は1タイプに統合。グレードによる違いは、エアインテーク内の加飾によって差別化される。

インテリアはメッキパーツの追加により、これまで以上の高級感が与えられる。シートの表皮にも変更があり、ノーマルグレードのアッシュブラウン色はブラック系色に変更。プレミアムグレードにはアルカンターラ素材が追加される。
この他、2.5Lモデルにもプレミアムの設定が加わる。

GRX130型として2009年にデビューした2代目マークXは、今回のフェイスアップを受けて、いわゆる後期モデルとして生まれ変わることになる。2015年頃に計画されているフルモデルチェンジでは、マークXはダウンサイジングを受けて、1.4Lターボエンジンを搭載、さらに駆動方式はFFに変更される見込みだ。今夏の新型マークXは、マークⅡ時代から続く伝統のFRセダンの最終モデルということになる。

G’sも発売、マークXベースのスポーツカスタム仕様

写真は2012年1月に公開されたマークX G SPORTS Concept 2。
マークX G's
マークX G'sバージョン
このコンセプトモデルをベースにしたG’sマークXの市販化モデルも今夏に発売される。
タイヤは専用の19インチ、フロントで-20mmとリアで-15mmのローダウンサスペンションが装備され、スポーティーな印象が強まる。見えない部分では、専用のステアリングシャフトの装備や、ボディのスポット溶接箇所の追加が盛り込まれボディ剛性はアップする。
G's マークX 内装
mark x gs
写真の4本出しマフラーが市販モデルでも採用されるという情報もある。
価格は標準車に対しプラス50万円高程度が見込まれている。

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