次期ハリアーが10月中旬にも予約受注開始、ダウンサイジングで車両価格は値下げ

トヨタ

ハリアーがフルモデルチェンジ間近、ダウンサイジングで脱高級SUV

次期ハリアーの発売日が2013年11月中旬頃となりそうだ。これに先立ち10月中旬にも予約受付が開始されるスケジュールで、車両価格もその時に決定されることになる。
ハリアー プロトタイプ 2013
次期ハリアーに搭載されるエンジンは、通常ガソリンエンジンとして直4の2.0Lと2.5L、そしてハイブリッドエンジンとして2.5Lが設定される。これらはV6エンジンなどを採用してきた従来モデルよりも小排気量化していることから、新型ハリアーの価格帯は引き下げられることが予想される。

特に直4 2.0Lの通常ガソリンモデルについては、競争が激しいクロスオーバーSUVセグメントのど真ん中に割り込むことになる。ライバル車として挙げられるのは、先日フランクフルトモーターショー2013でワールドプレミアを迎えたばかりの日産・エクストレイル。そして、ディーゼルエンジン搭載で販売が好調なマツダ・CX-5。さらに昨年フルモデルチェンジしたばかりのスバル・フォレスターがある。

次期ハリアーは「高級SUV」というカテゴリーからは外された印象を受けるが、これらライバル車の中に紛れれば圧倒的なネームバリューを感じる。RAV4を捨てて、ハリアーの車名を残したトヨタのブランド戦略が功を奏しそうである。
次期ハリアー

新型ハリアーに3列シート車の設定はあるのか?ヴァンガードが生産終了予定

一方で、気になるのは7人乗りの3列シート車の設定である。以前から次期ハリアーには3列シート車が設定されるという噂があったのだが、プロトモデルのエクステリアが公開される段階になっても新たな情報が無い。ただし、3列シート車のヴァンガードが2013年11月内にも生産を終了する計画となっていることから、やはりこの枠を新型ハリアーが引き継ぐのではないかと予測する。

(写真は新型エクストレイル)
エクストレイル 2013 フランクフルト
ちなみにライバルのエクストレイルは、次期モデルから3列シート車の設定があることが発表された。

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