ヴィッツターボが8月に発売、GRMNコンセプトカーに近い仕様
トヨタのホットハッチモデル、ヴィッツターボの発売日がようやく決まり、2013年8月7日より限定200台で販売されることとなった。
(写真はヴィッツターボ コンセプト 2013年)
ヴィッツターボ市販モデルに搭載されるエンジンは1.5Lターボで、最高出力152ps/6000rpm、最大トルク21.0kgm/4000rpmというスペック。トランスミッションとしては5MTが採用される。2013年1月に開催された東京オートサロンではヴィッツターボコンセプトモデルが出展されたが、その仕様に近いものとなった。
市販モデルでは5ドア仕様になる可能性も指摘されていたが、これもコンセプトカーと同じく3ドアボディが踏襲される。ヴィッツの国内向けラインアップでは3ドアボディはラインアップしていないのだが、欧州あるいは豪州向けヤリスの車体がベースになっていると考える。
ヴィッツターボの高すぎる車両価格、86が買えてしまう
(写真は86)
ヴィッツターボはGRMNブランドとして販売されることになる。その車両価格はまだ正式には発表されていないが、250万円を超える可能性が高いと予測されている。
単なるヴィッツの1.5Lターボ車であれば200万円前後が妥当な所だろう。ただし本モデルはGAZOO GRMNによる本格チューンが施されるということで、そこに価値を見出だせる人でなければ購入に踏み切ることは難しい。しかも250万円の予算があれば、2.0L FRスポーツカーの86が買えるというご時世である。販売台数がわずか200台に限られるのもこういった事情のためと考える。