G’sアクアのプロトモデルが公開、市販化前提モデル
トヨタの最も小さいハイブリッドカーのアクアが、コンパクトで扱いやすく燃費性能も良いということで大人気となっている。アクアの先月2012年12月の販売台数は20397台で、これは今、日本で最も売れている車種ということになる。しかし、昔はスポーツカーに乗っていたようなドライバーからの評価は決して高くは無かった。そんな走り好きの客層からのニーズを満足させるアクアG SPORTSの発売を予告するプロトモデルが東京オートサロン2013で公開されていた。
様々なカスタマイズカーが展示される東京オートサロンであるが、このトヨタGAZOO RacingブースのG SPORT Conceptシリーズについては、市販化前提モデルでもあるため、その注目度は高い。
G’sアクアは2013年秋の発売予測
写真は出展されたAQUA G SPORTS Conceptである。
フロントグリルのデザインはご覧のとおり非常にエグいが、既に販売されているG’sシリーズの流れを汲むものを感じさせる。恐らく市販バージョンもこれに近いグリルデザインになると思われる。17インチの専用ホイールは、G’sおなじみのブラックベースに赤いラインの入ったデザインが採用されている。
足回りは専用チューニングによるローダウンサスペンションを採用し、ボディスポット溶接による剛性アップも盛り込まれる。この他、内装ではアルカンターラ表皮を使ったホールド性の高い専用シートが搭載されている。
今年2013年秋にはアクアの一部改良が予定されているが、同時期にこのアクアG’sが追加投入されると予測する。