bBが一部改変で現行モデルの販売が続行、フルモデルチェンジは延期
トヨタ・bBは2005年から8年に渡って販売が続けられているモデル末期車種であり、最近では月間販売で500台を下回る月も出てきている。かつては2013年1月ともされたフルモデルチェンジ時期だが、未だに具体的な情報も伝わってきておらず、次期モデルがあるのかどうかも不明の状況だ。ただし、2013年2月21日に一部改変が行われる予定となっており、しばらく現行モデルの販売が続けられることとなった。
新しくなったbBに大きな変更点はない、煌Gパッケージが追加
bBの主な改変内容は、法規対応すなわちJC08モード燃費の表記であり、これによるとFFの1.3Lエンジン搭載車は15.0km/L、1.5Lエンジン搭載車は14.6km/Lとなる。新たな燃費向上技術が盛り込まれているかどうかは不明だが、これまでと同様にエコカー減税の対象外ということになり、大幅な値引きキャンペーンでも無い限り販売台数の伸びは期待できないだろう。
車体自体の変更点で明らかになっているのは、ヘッドランプのLED化など軽微なもの。フロントグリルのデザイン変更などといった大きなものは含まれない。
また、グレード体系が見直され、エアロパッケージは全て廃止となる。新たな上級グレードとして煌Gパッケージが追加されることになる。
この煌GパッケージはSグレードが172万5000円、Zグレードが182万円となる見込みだ。
エントリーモデルの1.3L FF Sグレードの138万円をはじめとするその他のグレードの価格は据え置きとなる。