オーリスのマイナーモデルチェンジは4月6日に予定、ターボの120Tが追加
前回のレポートでは、オーリスのマイナーモデルチェンジが2015年2月に実施されるということであったが、これは延期。新たな日程として2015年4月6日の発売が計画されている。
2012年から販売される現行オーリスにとって今回のマイチェンは、ビッグマイナーチェンジに相当するものでフロントデザインの改変が含まれる。
パワートレインは1.5Lと1.8LのそれぞれNAエンジンが引き続き採用されるが、上級パワートレインとして新開発の1.2Lターボエンジンが追加され、これはオーリス120Tとしてラインアップに加わることになる。
後期型オーリスに搭載される1.2Lターボエンジンは、高トルクで燃費性能に優れたユニット
オーリス後期モデルに搭載される1.2Lの直噴4気筒ターボエンジンのスペックは、最高出力が116ps、最大トルクが18.9kgm、JC08モード燃費は19.4km/Lとなる見込み。トランスミッションはCVTのみ。
現行1.5L NAエンジンモデルは108ps、13.9kgm、18.2km/L。現行1.8L NAエンジンモデルは143ps、17.6kgm、16.0km/L。1.8LのRSモデルは144ps、18.4kgm、14.4km/Lというスペックであった。
これら現行エンジンと比較すれば、新開発の1.2Lターボエンジンは高トルクで燃費性能に優れたユニットであることがわかる。出力性能は1.5L NAエンジンより少し上回る程度と少し控えめにセッティングされる。
また日本市場では、排気量を1.2Lにダウンサイジングさせたことによる税制メリットは小さい。車両価格の情報がまだ無いが、1.5L NAエンジンモデルから少なくとも20万円程度は高くなることを想定すると、敢えてターボを選ぶ理由が少ないというのが正直な感想である。