オーリスターボ120Tが4月6日に発売、トヨタ新開発1.2Lターボエンジンを搭載
オーリスターボが2015年4月6日に発売される予定となっている。現行オーリスは1.5L、1.8Lと2タイプのNAガソリンモデルがラインアップされているが、1.2Lターボエンジンモデルとして120Tが加わることになる。
今回はマイナーモデルチェンジということで外観デザインも新しくなる。ヘッドライト、リアコンビネーションランプ、フロントグリルに新デザインが採用されることで、しっかりフェイスリフトされる。
オーリス120Tは車両価格が高い、優れたトルク性能は1.8Lモデルを凌ぐ
オーリスターボ120Tのスタート価格は、220万円前後になると予測される。現行1.5L NAの150X(FF)が車両価格184万1143円、現行1.8L NAの180G(FF)が車両価格211万8857円に設定されており、トヨタ新開発ターボエンジンを搭載した120Tはこれらの中で最も高価格なパワートレインということになる。
オーリス120TのJC08モード燃費は19.4km/L、最高出力は116ps、最大トルクは18.9kgmとなることが見込まれている。
燃費性能とエンジンスペックを現行モデルと比較してみると、150XはJC08モード燃費18.2km/L、最高出力108ps、最大トルク13.9kgm。180Gは同16.0km/L、143ps、17.6kgmとなっており、120Tのエンジンパフォーマンスはトルクで最も優れ、出力性能で1.5Lをやや上回る程度となる。期待される燃費性能は120Tが最も優れるが、150X比で5%程度の改善に留まる。
やはり150Xに対して約35万円も高い120Tの車両価格が厳しいと感じる。これならば欧州仕様にあるオーリスハイブリッドを日本に導入した方が人気となりそうだが。