オーリスがマイナーモデルチェンジで後期型へ移行、フロントデザインも変更
トヨタのCセグメントハッチバックカー、オーリスは2014年2月にマイナーモデルチェンジを受ける計画となっている。そして、その後期型オーリスにはターボエンジン搭載モデルが追加ラインアップされる予定だ。
後期型オーリスではフロントデザインも次世代型キーンルックへ進化することが予想される。
オーリスにターボエンジン搭載モデルを追加発売、ゴルフTSI 1.2に対抗する
現行オーリスは欧州市場での主力車種、VW・ゴルフの対抗モデルとしてポジショニングされる。
現行オーリスの日本仕様のパワートレインは1.5Lと1.8Lの2タイプのNAガソリンエンジンモデルが設定される。欧州仕様ではこの他に1.3Lガソリン、1.6Lガソリン、1.4Lディーゼル、2.0Lディーゼル、さらに上級パワートレインとしてプリウスと同じ1.8LのTHSⅡを搭載したモデルが用意され、多彩なエンジンラインアップでライバルのゴルフに対抗している。
一方で現行基準に対応した小排気量のガソリンターボエンジンについては、トヨタは実用化が未だできておらず開発を急いでいた。そして、今回のオーリス後期型でようやく市販モデルとしての搭載が実現することになる。
新開発の1.2Lターボエンジンは、現行ゴルフ TSIの1.2Lエンジンをベンチマークとしていることが想定される。ゴルフ TSI 1.2Lのスペックは、最高出力が105ps、最大トルクが17.8kgfm、JC08モード燃費が21.0km/Lであった。オーリスターボは少なくともこれを上回るパフォーマンスが求められることになる。