オーリスがフルモデルチェンジした、欧州仕様はハイブリッドとディーゼル有り

トヨタ

新型オーリスは、ダブルウィッシュボーン採用グレードが拡大

新型オーリス 2012年8月
オーリスが2012年8月20日にフルモデルチェンジを迎えた。
日本仕様のパワートレーンは、1.5Lと1.8Lの2種類のガソリンエンジンが用意され、基本部分は先代モデルからのキャリーオーバーとなる。価格はエントリーグレード 150X“C Package”が171万円からで、最上級グレードとしてRS“S Package”の225万円も用意される。
アイドリングストップ機能は1.5LのFF車のみに追加オプションで設定可能になる。
新型オーリス リアビュー
先代オーリスでは4WD車のみが、リアサスペンションとしてダブルウィッシュボーン式が採用されていた。新型オーリスでは1.5L FFモデルを除く全てがダブルウィッシュボーン式となる。

これまでの情報通り、新型オーリスにはハイブリッドグレードの設定は無いわけだが、マイナーチェンジのタイミングでハイブリッドグレードが追加される可能性を感じずにはいられないのが欧州仕様の存在である。
オーリス インテリア内装
オーリス トランク

新型オーリス欧州仕様はハイブリッド、ガソリン、ディーゼルの3本立て

新型オーリスも先代モデルに引き続き欧州市場が主戦場となる。欧州仕様は、VW・ゴルフの対向車として日本仕様よりも充実したラインアップで販売され、ガソリン、ディーゼル、ハイブリッドといった3種類のパワートレーンの搭載が計画されている。2012年9月29日から開催されるパリモーターショーで公開される予定だ。
オーリス フルモデルチェンジ
まず、ガソリン仕様は1.3Lと1.6Lという日本仕様より小排気量エンジンが搭載される見込み。次に、ディーゼル仕様は先代オーリスからの1.4Lと、アベンシス用の2.0Lをベースにした2種類の排気量が設定される予定だ。
オーリス フロントビュー
そして、オーリスハイブリッドとしては、プリウスと共通である1.8LのHVユニットが搭載されるだろう。つまり日本の工場でも生産可能なハイブリッドシステムが採用されることになる。ニッケル水素バッテリーの供給不足問題が改善されることで、ハイブリッド仕様を日本でも導入して欲しいものだ。

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