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アルファードHV、ヴェルファイアHVが追加
アルファード&ヴェルファイアがマイナーチェンジする。
今回の変更点での注目ポイントはハイブリッドグレードの追加。
先代アルファードにもハイブリッドが存在したが、THSⅡの搭載によって燃費性能をさらに向上させての復活となる。
登場時期は9月末ということだから、もうしばらくすればトヨタのホームページでも紹介されるばずだ。
同じLクラスミニバンのライバル車、日産・エルグランドやホンダ・エリシオンに対しても、また大きく差をつけてきた。
2.4Lの2AZ-FEX型ハイブリッドエンジン搭載
アルファード&ヴェルファイアハイブリッドに搭載されるハイブリッドエンジンには、エスティマハイブリッドと共通となる2AZ-FEX型が採用される。
ガソリンエンジン部分は2.4Lの直4 DOHCで出力は150ps。
これにフロント143psとリア68psの電気モーターが加わる。
ここまではエスティマハイブリッドと同スペックとなるが、ガソリンエンジン部分に改良が加えられ、同出力ながらTHSⅡ単体としての燃費性能は向上しているという。
エスティマハイブリッドに対する重量増は約200kg。
それにも関わらず10・15モード燃費は19km/Lを達成し、車体の軽いエスティマハイブリッドの20km/Lと比較しても遜色ない燃費性能に仕上がったと言えるだろう。
こういった燃費性能の向上が、先代のアルファードハイブリッドからの大きな進化となる。
先代のアルファードハイブリッドは、大型ミニバンでは初のハイブリッドということで話題性はあったが、高い車両価格の割に実用燃費があまり良くなく、評価は決して高いものではなかった。
バッテリーはニッケル水素電池を採用
アルファード&ヴェルファイアハイブリッドのメインバッテリーにはニッケル水素電池が採用される。
今回は、より高性能なリチウムイオン電池の採用は見送られた。
室内スペースが絶対的に広いアルファード&ヴェルファイア クラスのミニバンであれば、バッテリースペースの捻出は比較的容易なはず。
容積は大きくなるが、コストダウンできるニッケル水素電池の採用はベストバランスと言えるだろう。
その結果、ベースグレードの車両価格は395万円~となっており、大型ハイブリッドミニバンとしては、非常に手に届きやすい価格を実現することができている。
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