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2012年エコカー補助金は7月中に終了する可能性大、早めの申請を

今からエコカー補助金が受けられるのは即納車種だけ

昨年2011年末より始まったエコカー補助金の財源が、2012年7月中にも終了することになりそうだ。
6月22日~6月28日の一週間の申請金額は142.7億円で、補助金残額は912億円となった。このままの申請ペースが続いたとしても残り6週間でエコカー補助金の財源は底を突くことになる。しかし、これから駆け込み申請が本格化するため、7月末頃に終了するというのが各ディーラー販売店での認識となっている。
なお、エコカー補助金の申請をするには、納車を済ませておく必要がある。そのため、即納ができない人気車種は、事実上エコカー補助金は終了している。

特にトヨタのハイブリッド車は、納期が遅くなるため、エコカー補助金が受けられない可能性が高いことが随分以前から想定されていた。トヨタのハイブリッドカーは車種が違っても中身のハイブリッドシステムがほとんど共通パーツである。プリウス、プリウスα、アクアと人気車種を立て続けに投入してきたことで、納期遅延が慢性化していた。
そんな中、比較的納期が短いということで、好調だったのが、ホンダのフィットハイブリッドである。しかし、エコカー補助金の駆け込み需要期でもある5月24日に鈴鹿工場で火災を起こしてしまった。これにより、バンパーの塗装工程が被災してしまい、フィットの納期に影響が出ている。
フィットハイブリッド

エコカー補助金が終了してもメーカー負担の補助金があるケースも

スバルでは、対象車種に制限があるが、エコカー補助金受付最終日までに成約すれば、エコカー補助金を受けられなかった場合でも10万円、7万円の補助金をメーカー負担によって保証してくれる。レガシィ、インプレッサ、エクシーガ、トレジア、ルクラ、ステラ、プレオが対象で、BRZやフォレスター、WRXなどは対象外となる。トヨタやダイハツからOEM供給されている車種も対象に含まれており、スバルで買ったほうが断然お得ということになる。

ミラージュ 2012
また、三菱が8月に発売予定の新型ミラージュは、これまでエコカー補助金の給付に間に合うタイミングを想定しつつ発売準備が進められてきたが、実際には全く間に合わない状況になってきた。やむを得ず、メーカー負担による補助を検討中だという。新型ミラージュは最も安いグレードで99万円という価格である。もしメーカー負担の補助金10万円が実現すれば、実質89万円ということになり、エコカー補助金終了後の自動車販売が冷え込む中、大きなインパクトになるだろう。

#1 匿名さん2018/04/23(Mon)17:17:26ID:NiMGY1MWzY
他に書ける場所が無いのでここに書くが、日本の自動車に関する税金制度は明らかにおかしい。
#2 匿名さん2018/04/23(Mon)17:19:02ID:NiMGY1MWzY
理由は阪神高速の掲示板に書いてあった。
#3 匿名さん2018/04/23(Mon)19:36:50ID:Y5YzYzMjWO
消費税10%にするなら、自動車取得税を廃止して欲しい。

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過去記事(2012/03/26)

エコカー補助金はいつまで?期限は早くて2012年7月

エコカー補助金の予算が残り少なくなってきた

昨年2011年12月から施行された新車購入補助金、いわゆる新エコカー補助金は、新車購入時に登録車10万円、軽自動車7万円という政府からの補助金が交付される制度。既に、この補助金目当てで新車を購入したユーザーも多く、自動車の販売台数は前年比で概ね3割増といったところだ。
問題は、この新エコカー補助金にはリミットが設けられていること。予算の3000億円を使い果たしてしまうと、2013年1月までの期限を待たずして、補助金は打ち切りということになる。新エコカー補助金を開始した当時の予測では、2012年秋頃に予算を使い果たす時期が来るのでは、と考えられていたが、最近ではこれが7月頃になるという考えが主流だ。

エコカー補助金を目当てに車を買い換えたいユーザーは、早めに動き出したほうがいい時期に来ている。

エコカー補助金について詳細、申請方法はこちらから
次世代自動車振興センター

エコカー補助金、人気車種は既にタイムリミット

新エコカー補助金の金額は、登録車10万円、軽自動車7万という違いはあるものの、高い車でも安い車でも額は変わらない。車両本体価格が安い車種ほど、実質的な割引率が高くなるため、軽自動車やコンパクトカーといった車種が特に売れている。

ミライース
軽自動車では、JC08モード燃費30km/Lを達成したミライースが好調。Dグレードであれば、税込79万5千円であるから、これに補助金の7万円を引くと、実質車体価格は72万5千円。8.8%引きで買えることになる。

登録車では、プリウス、フィット、フリードが売れており、これらがエコカー補助金の予算をどんどん食い潰す。
また、昨年末にトヨタから発売されたハイブリッドコンパクトカーのアクアも販売が好調。販売地域やグレードによって異なるが、納期は概ね7ヶ月待ち程度になっていることから、今からの予約申し込みでは補助金の対象にならない可能性が高いので気を付けたい。
アクア ハイブリッド

そして、エコカー補助金にとどめを刺すと考えられているのが、5月11日に予定されているカローラのフルモデルチェンジだ。
この他にも、オーリスが6月に、ティーダが7月にフルモデルチェンジを予定しており、エコカー補助金の動向によっては予定を前倒ししてデビューさせる可能性も考えられる。

過去記事(2011/12/27)

新エコカー補助金2011/12/20から適用、エコカー減税も延長

エコカー補助金は2011年12月20日の新車購入までさかのぼって適用

エコカー補助金の詳細についての正式発表は、来年2012年になってから行われる予定。
しかし、一刻も早く内需喚起させたい政府の事情もあるようで、新エコカー補助金の閣議決定された日付にあたる2011年12月20日以降の新車購入であれば適用対象となる。
新エコカー補助金の額は、乗用車10万円、軽自動車7万円で、2015年度燃費基準あるいは2010年度燃費基準+25%を達成することが条件。
トラック・バスでは、大型車は90万円、中型は40万円、小型は20万円で、2015年度燃費基準を達成することが条件となる。実施期限は2013年1月31日までだが、予算の3000億円に到達すれば、期限内でも打ち切りとなる。

2015年度燃費基準は、車両重量区分とJC08モード燃費によって定められている。
2015年度燃費基準

エコカー減税は延長されるが、燃費基準は厳しくなる

2011年12月現在に実施中のエコカー減税は、自動車取得税が2012年3月末に、自動車重量税が2012年4月末に、期限を迎えることになっていたが、それぞれ延長して実施されることになった。
ただし、現行の2010年度燃費基準の達成をもとにした減税率は改められ、より厳しい2015年度燃費基準の達成から減税率が決まることになる。
2010年度燃費基準と2015年度燃費基準の大きな違いは、燃費算出のための走行モードが10・15モードからJC08モードに変更された部分にある。
JC08モードは、より実走行に近い燃費計測法として、現在主流になりつつある。
2015年度燃費基準は2010年度燃費基準より、概ね3割程度は目標が厳しくなっていると考えていい。
その為、現在減税を受けていても新基準では減税対象とならない車種も出てくるので注意が必要だ。

新エコカー減税は、2015年度燃費基準+20%達成で減税率100%、2015年度燃費基準+10%達成で減税率75%、2015年度燃費基準達成で減税率50%となる。
現行のエコカー減税では、EV、ハイブリッド、クリーンディーゼル等の次世代動力を使った車が減税率100%となっていた一方で、普通のガソリンエンジン車はいくら燃費が良くても最大で75%の減税率であった。
新エコカー減税では、普通のガソリンエンジン車でも、2015年度燃費基準を+20%で達成することができれば、減税率100%となる。
例えば、マツダ・デミオ スカイアクティブあるいはダイハツ・ミライースXは、現行のエコカー減税では減税率75%であるが、新制度では減税率100%となる。

2015年度燃費基準達成車は自動車重量税も安くなる

自動車重量税とは車検時に支払う税金。
自家用乗用車の場合、従来までは、新車登録から18年を超える車両に対しては0.5tあたり6300円、それ以外は5000円の税額となっていた。
これが2012年の税制改正では、新車登録から13年を超えない車両に対しては減額になる。
減額された自動車重量税は2015年度燃費基準を達成したかどうかによっても違い、達成した車両については0.5tあたり2500円減額の2500円、達成しなかった車両については0.5tあたり900円減額の4100円になる。

過去記事(2011/02/21)

軽自動車とリッターカー、コンパクトカーの法定費用を比較

軽自動車とコンパクトカーの法定費用の比較

軽自動車に乗り換えると、どれぐらい法定費用の維持費を抑えることができるのかまとめた。

法定費用一覧表

  軽自動車 普通車
車体重量 1.0t以下 1.0t以下 1.5t以下
排気量 1.0L以下 1.5L以下 1.5L以下
自動車税 7,200 29,500 34,500 34,500
車検(2年) 重量税 7,600 20,000 20,000 30,000
自賠責 18,980 22,470 22,470 22,470
印紙代 1,400 1,400 1,400 1,400
1年あたり法定費用 21,190 51,435 56,435 61,435
1年あたりの軽自動車との差額 30,245 35,245 40,245
軽自動車との差額累積 2年間 60,490 70,490 80,490
3年間 90,735 105,735 120,735
4年間 120,980 140,980 160,980
5年間 151,225 176,225 201,225
6年間 181,470 211,470 241,470
7年間 211,715 246,715 281,715
8年間 241,960 281,960 321,960
9年間 272,205 317,205 362,205
10年間 302,450 352,450 402,450
11年間 332,695 387,695 442,695
12年間 362,940 422,940 482,940
車種例 ワゴンR
ムーヴ
ミラ
アルト
パレット
タント
MRワゴン
ライフ
ゼスト
(ターボエンジン車でも法定費用は変わらず)
ヴィッツ1.0L
パッソ1.0L
ブーン1.0L
デミオ1.2L
マーチ1.2L
スイフト1.2L
ヴィッツ1.3L
ヴィッツ1.3L
フィット
コルト
ノート
キューブ
ティーダ1.5L
ラクティス1.5L
トレジア1.5L
イスト
エアウェイブ1.5L
インプレッサ1.5L
アクセラ1.5L
ウィングロード1.5L
カローラフィールダー1.5L
カローラアクシオ1.5L
フリード1.5L

軽自動車とコンパクトカーでどちらを買うべきか

新車で買う場合

新車で買うなら軽自動車の方がコンパクトカーと比較して、長期的に乗った時のトータルコストを大幅に抑えることができる。
ただし、これはほとんどの場合、ノーマルのNAエンジン搭載車に限っての話だ。
軽自動車の中でもターボエンジンを搭載したモデルは、新車の値引き後車体価格が130万円を超えることが多い。
一方、コンパクトカーのデミオはナビ付きで値引き後車体価格が100万円程度で販売されているケースが多い。
こういった値引き額の大きいコンパクトカーの車種とターボエンジン搭載の軽自動車を比較すると、軽自動車の法定費用の安さは吹っ飛んでしまう。
車自体の満足度もコンパクトカーの方が勝る部分が多い。実燃費もNAエンジンのコンパクトカーの方が良い数値が出ていることが多いので、ガソリン代もコンパクトカーが有利だ。
ターボエンジンの軽自動車はコストパフォーマンス的には選ぶメリットがほとんど無い。
車に掛かるトータルコストを安く抑えるのが目的で軽自動車に乗るなら、NAエンジン搭載車を選ぶことが必要だ。

中古車で買う場合

中古車で買う場合についても軽自動車とコンパクトカーの実例を挙げて考えてみる。
ワゴンRならカーオークション相場で65万程度で取引されている。一方、コンパクトカーは3年落ちコルトがカーオークション相場で45万円前後の相場だ。
車体本体の差額はコンパクトカーの方が約20万円安い。
あと5年乗るなら、法定費用の差は軽自動車の方が約20万円安く、コスト的にはほぼ互角。ただしこの時の下取り価格は軽自動車のワゴンRの方が数万円有利になるだろう。
完全に乗り潰すまで、あと10年乗るなら、法定費用の差は軽自動車の方が約40万円安い。この例だと、軽自動車に乗れば10年間で約20万円の出費を抑えることができる。

軽のターボエンジン車はコストメリットが少ない

軽自動車とコンパクトカーを中古車の購入で比較しても、軽ターボ車のコストメリットは少ない。
3年落ちワゴンRのターボエンジン車は80万円前後で取引されている。
同様にコルトと比較すれば、5年乗るのならコルトの方が約15万円安く、10年乗るならワゴンRターボの方が約5万円安くなる計算だ。
やはり軽ターボ車は中古車でも、法定費用の差がもたらす維持費用のコストメリットはほとんどない。

希望車種での見積りが重要

軽自動車とコンパクトカーの比較車種としてワゴンR、デミオ、コルトを出したが、どちらがどのぐらいお得かは、希望車種によって大きく違ってくる。
軽自動車とはいえ、車を乗り換えるには費用が必要だ。出費を抑えたいのなら、実際にどれぐらいの費用がかかるのか、事前に見積りをとって計算しておかないと、結局は節約にならない場合もあるので注意しよう。

軽自動車税制改正の動きも注意

軽自動車に対して実質的な大幅値上げとなる環境自動車税の導入が検討されていた時期があった。
この環境自動車税が原案通り導入されると、軽自動車は4倍の増税になり、軽自動車に乗るメリットはほとんど無くなってしまう。
ただし、自動車業界の反対から、現在は環境自動車税導入の話は進んでいないようだ。
しばらくは軽自動車の人気は続くだろう。