SX4 S-CROSS後期モデルはフロントグリル大幅刷新でプレミアムSUVにイメチェン
スズキのクロスオーバーSUV、SX4 S-CROSSが後期型へ向けたマイナーモデルチェンジを受けた。パリモーターショー2016で、その車体が公開された。
SX4 S-CROSSのマイナーモデルチェンジについては、既に2016年7月の時点で公表済みであった。今回はモーターショーデビューということで後期モデルの完成車体が披露された。
スズキ・SX4 S-CROSS日本仕様もブースタージェットエンジンが導入されることが期待される
新型SX4 S-CROSSのエクステリアはマイナーモデルチェンジとは思えないほど大幅刷新された印象を受ける。新たに採用されたフルメッキの縦桟フロントグリルにより、SX4 S-CROSSはこれまでのスポーティーなイメージから、プレミアムSUV路線への転身を遂げた。
スズキが縦桟メッキグリルを採用したSUVモデルとしてはジムニーでの例が記憶にあるが、やはりそのプレミアム感のある雰囲気は軽自動車の枠を超えたものであった。ある意味スズキは、この手法によるエクステリアデザインのプレミアム化を得意としていると言えるだろう。
新型SX4 S-CROSSに搭載されるガソリンエンジンは、2タイプのブースタージェットエンジンが設定される。直3 1.0Lターボは最高出力111ps、最大トルク16.3kgfm。直4 1.4Lターボは最高出力140ps、最大トルク22.4kgfmといったパフォーマンスとなる。
もちろん今回の新型SX4 S-CROSSは欧州仕様ということになるが、日本仕様についても欧州仕様と同じハンガリー工場からの輸入モデルであるから、まずエクステリアについてはパリで発表されたモデルと概ね同じになると考えて間違いないだろう。
パワートレインについては、特に1.0Lターボの方は日本の税制でユーザーメリット大きく、日本導入されることが期待される。