新型スイフトスポーツがデビュー/リバウンドスプリング内臓ストラット搭載

スズキ

新型スイフトスポーツが年内デビュー

次期スイフトスポーツの市販モデルがドイツで9/13から開催されるフランクフルトモーターショーでデビューすることになった。
現行のZC72Sスイフトに対しフロントグリルはシングルフレーム化し、アウディやゴルフV GTIのようなスポーティーな印象が強くなる。
先代モデルと同じくレカロシートが装備され、走りに拘るファンの期待に応える仕様になる。
この新型スイフトスポーツの一般発売は今年2011年11月が予定されており、価格は180万円程度が見込まれている。
先代スイフトスポーツと比較して17万2000円も高い価格設定は、新しい若いユーザーを取りこぼすのではないかと感じるが、価格の差額分はしっかり進化してデビューすることになる。
ボディサイズは、5ナンバーサイズを維持する可能性が高く、ディメンションは現行の3代目スイフトと同じ3850×1695×1510が想定される。
これらは、公表されているボディイメージのディメンションに関わるディテールがノーマルのスイフトとほぼ共通であることから推定している。

これまでスズキから公表されてきた次期スイフトスポーツの画像はすべて3ドアモデルであるが、日本での市販モデルは5ドアになるということだ。

M16A型エンジンはさらにチューンアップされる

新型スイフトスポーツに採用されるエンジンは、旧スイフトスポーツと共通のM16A型エンジン。
先代と同タイプのエンジンということだが、さらなるチューニングが施される。
直4の1.6L/DOHC、ハイオク仕様という部分はもちろん変更がないが、出力、燃費性能共に先代のスペックにプラスアルファされると考えていい。
先代のスイフトスポーツの出力スペックは125ps、15.1kgとなっている。

燃費も向上する

先代スイフトスポーツの10・15モード燃費は14.6km/Lと、スポーツカーとしては優秀だが、コンパクトカーとしてはもはや及第点を与えることはできないだろう。
新型スイフトスポーツでは、エンジンの効率化とトランスミッションの多段化、さらにアイドリングストップシステムの導入で、燃費は向上。
詳細スペックは明らかになっていないが、10・15モードで16~17km/L程度の燃費が想定されている。
トランスミッションに関しては、先代の5MT/4ATからパワーアップして6MTの採用。CVT等の自動変速の設定があるかどうかは発表がない。

路面の追従性もアップ

次期、新型スイフトスポーツから採用される足回りの新装備、リバウンドスプリング内臓ストラットも注目されている。
これはショックアブソーバーにスプリングが追加され路面のホールド性が向上するという機構で、これまで以上のハンドリング性能が期待できる。

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