スズキ・スペーシアギア発売、SUVテイストの軽ハイトワゴン

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スペーシアギアのベース車はスペーシア、専用内外装を装備

スズキはスペーシアギアを2018年12月20日に発売した。

（写真は新型スペーシアギア）

スペーシアギアは、軽ハイトワゴンのスペーシアをベースにSUVテイストにアレンジされたモデル。ブラック塗装の前後バンパーやガーニッシュなどが装着されアウトドア風に装飾された。最低地上高は通常スペーシアと同じ150mmとなる。

インテリアでは、撥水タイプの生地を使った黄色いステッチ入りシートを採用。インパネは遊びゴコロのある専用デザインとなる。ラゲッジは防汚性に優れたプラスチック素材のパネルで仕上げられており、外遊びの道具として使いやすい仕様となる。

スズキのアウトドアテイストの軽自動車としては、ハスラーの販売が好調である。スペーシアギアでは、より広い車内空間と電動スライドドアがアピールポイントとなる。

パワートレインは、スペーシアカスタムと同じくマイルドハイブリッドシステムのNAとターボエンジンが搭載される。トランスミッションはCVTで、FFと4WDが設定される。車両価格は、161万4600円～185万6520円となる。

スペーシアギアは月販2000台が計画されており、派生モデルとしては強気の目標設定にも感じる。スズキでは新型ジムニーが人気化しており、SUV志向のあるユーザーを多く集客している。そんななか、積載力や居住性を重視したいユーザーにとって、スペーシアギアは購入候補の一つとなるはず。

一方で、スペーシアギアのライバルとなるのが、2018年新発売されたホンダ・N-VANである。

（写真はホンダ・N-VAN）

N-VANは商用モデルながらも一般アウトドアユースを狙ったグレードが設定されている。