レジーナは市販化されるのか?スズキのコンセプトカー

スズキ

レジーナのボディデザインが高く評価されている

レジーナはスズキから出された新しいコンセプトカー。
ファニーなボディデザインが特徴的な小型車で、空力特性を重視して設計されている。
レジーナの燃費はJC08モードで32.0km/Lと、普通ガソリン車最高であるアルトエコの30.2km/Lを上回る性能になる。

(写真は、東京モーターショーで出展されたレジーナ)
レジーナ

スズキ レジーナ
3ドア風に見えるデザインだが、実用性を重視した5ドアハッチバックのスタイル。

レジーナが市販化される可能性は?

レジーナの内装は、まだまだ現実離れした未来カーのようなレベルだが、外装のクオリティが高く、レジーナ市販化の可能性は濃厚という予想が多い。
特にプラットフォームは完成度を高めており、車体重量730kgという数値も単なる目標ではなく、現実的な数値を示したものと考えられる。
レジーナのボディサイズは、全長が3550mm、全幅が1630mm。
スズキ現行車の中でボディサイズ的に近いのは、スプラッシュということになる。
ただ、スプラッシュは全高がやや高いので、このレジーナとはまた違うコンセプトの車種だろう。
レジーナに搭載されるパワーユニットには、800ccの直噴ターボエンジンが予定されており、ボディサイズとエンジンは軽自動車の枠を超えてくる。
アジア新興国向けのコンパクトカーというのがレジーナの立ち位置になるだろう。
そうなると、市販化されても日本で販売されるかどうかについては疑問点が残る。
レジーナのような軽自動車より少しだけ大きいサイズというのは、税制面で不利になるため日本のユーザーからは敬遠されてしまうのだ。
ただし、燃費目標を日本規格のJC08モードで示しているのだから、日本で発売される可能性は高いと考えていいだろう。

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