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NEW 新型【スイフトスポーツ】フルモデルチェンジいつ?2026年度以降、ZC34S型は発売無しの可能性、東京オートサロンのクールイエローレヴ画像、ハイブリッド化/重量増/価格アップが争点【スズキ最新情報】特別仕様車「ZC33S Final Edition」2024年12月17日受注開始
スイフトスポーツ 6MTが車両価格168万円から発売
新型のスイフトスポーツが発売開始となった。
ボディデザインこそ、先代のイメージを踏襲するものだが、中身は一新。
燃費性能向上と出力アップを盛り込んだエンジン、トランスミッションの多段化とCVTモデルの追加、剛性アップした車体としなやかな足回りと正常進化している。
ただし、6MTモデルの車体価格は168万円からとなり、先代モデルとの比較で11万5500円のアップとなったのは少し残念。
ライバル車のフィットRS 6MTが169万8000円から、ヴィッツRS 5MTが172万円からと、これらに並ぶ価格帯となったが、走行性能はスイフトスポーツが頭ひとつ抜きん出ていると言っていいだろう。
6MTが12月13日の発売、CVTは少し遅れて2012年1月26日の発売となる。
新型スイフトスポーツのエンジンはトルク、馬力ともにアップ
フルモデルチェンジしたスイフトスポーツの大きな見どころの一つが、先代モデルからブラッシュアップされた1.6Lエンジンだ。
基本設計は先代エンジンと同じとしつつも、可変吸気システムの採用やバルブリフト量を増やすチューンが新たに盛り込まれている。
低回転域では、トルクアップされた力強い加速を感じられるほか、最高出力発生回転数を引き上げて11psの出力アップを達成。
高回転域を使ったスポーティーな走りを従来モデルより楽しめるようになった。
ライバル車と比較した場合の弱点をあえて言えば、燃費性能が劣る点。
JC08モード燃費では、スイフトスポーツの14.5km/Lに対し、フィットRSが19.0km/L、ヴィッツRSが18.8km/Lと大きく溝を開けられている。
さらにライバル車のRSモデルは1.5Lエンジン採用であるから、税制面では1.6Lのスイフトスポーツが不利になるので注意が必要。
4ATが廃止、副変速機付きCVTに
今回のスイフトスポーツからスズキが得意とする副変速機付きCVTが採用される。
ただし、ノーマルのスイフトのものより、低速側のレシオを低くして、スタード時の加速を向上させている。
オイルクーリングシステムも装備されており、スポーツ走行に対応している。
副変速機用の内部クラッチも強化されるほどの作り込みだ。
CVT車でもしっかりとスポーツが楽しめる仕様になっており、今回のフルモデルチェンジからは、MTモデルだけでなく、CVTの販売も伸びると考えられているほどだ。
新型スイフトスポーツは足回りが進化
新型のスイフトスポーツで大きく進化した一つが足回り。
フロントサスペンションはストラット式で、テネコ社のモンローが採用されるところまでは先代と変わらないのだが、ダンパー容量が拡大されるほか、取り付け部分の剛性もアップ、さらにリバウンドスプリング付きとなり路面追従性が向上した。
リアサスペンションもトレーリングアーム断面を太くし剛性アップしている。